2019年03月15日

京都dddギャラリー第220回企画展「本の縁側 矢萩多聞と本づくり」展が、3月30日から6月19日まで、京都市右京区の京都dddギャラリーで開かれる。矢萩氏がデザインした500冊を超える本をすべて手にとって見ることができるほか、装丁のラフ案などを展示し、デザインの工程を紹介する。開館時間は午前11時から午後7時まで(土曜日と特別開館6月9日は午後6時まで)。日曜・祝日休館。入館料無料。主催はDNP文化振興財団。
 
矢萩氏は京都を拠点にユニークな本づくりを行う装丁家。中学で不登校となったのを機に南インドへ渡り、10代のほとんどをインドで暮らしながら、ペン画を描き始めた。
 
同氏は創作活動について、著書『偶然の装丁家』の中で「人と人の出会い、ささやかな言葉や体験が、つねに自分を変化させつづけ、いまの仕事につなぎとめてくれている」と書いている。
 
また「本の縁側」という展覧会タイトルに込めた思いを、こう語っている。
「『本づくり』は、単にデザインの工程だけを指す言葉ではない。製紙から、デザイン、印刷、製本、販売に至るまで、1冊の本が世に出るまでに関わる人びとがバトンのように想いを託し、読者へ届けることこそが本づくりの本質であると考えている」
 
 

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