2019年02月21日

一般社団法人日本WPA(=日本水なし印刷協会:田畠久義会長)は2月15日、同会会員の㈱近代美術(本社・沖縄県南風原町、大城恵美社長)糸満工場の工場見学会を開催した。

 

工場見学会の冒頭、あいさつに立った近代美術の大城社長は「10年前から水なし印刷を始めたが、両面8色機での見当精度の良さにはとても満足している。日本WPAの会員として、ほかの会員のみなさんとの交流を楽しみにしている」と述べた。

 

近代美術は昭和42年創業で、昭和60年には糸満工業団地に2350坪の新工場を建て、平成2年には創業の地の南風原町に新本社を竣工させた。

社名は「近代」で先駆けた環境、「美術」で磨かれた感性を意味している。

地域活性化、ホテル・観光、流通・小売を対象業種としており、油性枚葉印刷機,厚紙印刷に対応可能なUV枚葉印刷機、オフ輪、POD機などの印刷設備に加え、中綴じ/無線綴じの充実した製本ラインなど、豊富な設備のラインナップを揃えている。

沖縄県初のカラー印刷の開始、オフ輪の導入、オンデマンド印刷の採用、UV印刷の導入のほか、Web・イベント事業、製本・後加工など、沖縄県の印刷業を牽引している。

 

水なし印刷に転換して運用している菊全判8色両面機

水なし印刷に転換して運用している菊全判8色両面機

水なし印刷の導入経緯および効果について大城進工場長は、「当初は、水なし印刷の採用を断る理由を探すために㈱文星閣へ見学に行った。しかし、見学してみて水なし印刷への考えが変わり、小森コーポレーション製のリスロン菊全判8色両面機で水なし印刷の採用を開始した。導入当初は水あり印刷で運用していたが、湿度の変化による見当問題が解決できなかった。水なし印刷を採用したことで見当精度が良くなって印刷立ち上がりも早くなり、品質的にもコスト的にも大きなプラスになっている」と述べた。

 

近代美術の見学会の後には、沖縄・那覇のメルキュールホテル沖縄那覇に移動して、レディバードクラブ主催の研修会・交流会に参加した。この研修会では、▽神戸大学大学院経営学研究科の小川進教授による「顧客視点から見た経営」、▽SCREENホールディングスの沖勝登志常務よる「CES2019に見る今後の主要ビジネストレンド」――を演題とした各講演を聴講した。

 

 

 

 

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