2019年01月09日

独・ハイデルベルグ社は、同社ウィスロッホ工場内に新しいイノベーションセンターを開設した。

この新しいイノベーションセンターは、ドイツ国内およびスイスにある拠点を含む、ハイデルベルグのヨーロッパの開発ネットワークの本部。

そのネットワーク全体で、プリプレス・プレス・ポストプレスの印刷技術、制御駆動システム、ソフト、印刷必需品、デジタル印刷用インクといった分野の約1000人の開発者が働いている。

同社ではこの新しいイノベーションセンターのオープンを契機に、世界中の印刷会社および同社自身のデジタル化をさらに加速・推進させていく。

 

新しく建設したイノベーションセンター

新しく建設したイノベーションセンター

同社のシュテファン・プレンツ取締役は、「印刷業界のデジタル化はトップスピードで進んでいる。我々は、“Heidelberg goes Digital”という戦略に基づき、印刷業界のデジタル化を積極的に加速させていく。この新しいイノベーションセンターは、さまざまな点において当社自身、そして業界全体の未来を守る重要な役割を果たすことになるだろう。我々のテクノロジーリーダーシップは、約1000人の開発陣が有する高度な技術と他の追随を許さない専門性によって成長し続けるだろう。またイノベーションセンターが製造部門の近くにあるということも、迅速性と学際的な開発プロセスにとっては重要となる。イノベーションセンターは当社の新しいハブであり、我々が時間をかけて創造しつつある未来のハイテクキャンパスだ」と述べている。

 

同社では、年間売上の約5%となる約1億3500万ユーロを研究・開発に投資しており、インダストリアルデジタルプリンティングの製品拡大、オフセット印刷における自動運転のための「Push to Stop」テクノロジーの開発をさらに進めることに重点を置いている。

そのほかには、印刷会社がすべての工程をデジタル化することを推進する“スマートプリントショップ”や、納入した機器が製造した製品量に応じてユーザーに課金する“ハイデルベルグサブスクリプション”などのデジタルビジネスモデルの拡大に携わっている。

 

 

 

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