2018年12月20日

日本印刷産業連合会情報セキュリティ部会主催の「平成30年度第1回個人情報保護研究セミナー」が12月6日、日本印刷会館(東京・新富)で開催された。テーマは『EU一般データ保護規則(GDPR)対策セミナー~世界的潮流となった個人情報保護の基本とあまり知られていない落し穴~』で、80人が聴講した。
 

80人が聴講した

80人が聴講した


 

本年5月25日に、プライバシーに対する意識の高いEU(欧州連合)において、「EU一般データ保護規則(GDPR)」が施行され、「EU在住者の個人情報を取り扱う日本の事業者にも影響を及ぼすものとなった。一方、個人情報保護委員会や日本政府の働きかけによって日本と「EU相互の間で認定しあう合意が、最終段階にきているとも報じられている。これらのことを踏まえ、日印産連は今回セミナーを開催した。
 

事務局の上村護SR部長の司会進行で進められ、成澤晃一情報セキュリティ部会長(凸版印刷㈱法務本部)からあいさつがあった。
 

成澤部会長は「弊社の話をさせていただくと、個人情報保護についての誤解、理解不足による問い合わせがよくある。そのとき私は『本人の立場に立って考えてみよう。そうすれば分りにくい、納得感が得られないなどが理解できる』という形で話を進めている。前半の石井先生の講演は、会社側の人間ということではなく、皆さんが個人情報本人になったつもりで、自分のデータやプライバシーを守りたい、という立場で聞いてみたらどうか。後半は認定された後、私たち民間事業者・会社が責務として、どんなものが残るのか、ということを牧山先生に話してもらう。前半と後半、立場を変えて聞いてもらえればよろしいのではないか」と語った。
 

成澤晃一部会長

成澤晃一部会長


 
この後、講演がはじまり、前半は『「EU一般データ保護規則の概要』という演題で、石井夏生利筑波大学図書館情報メディア系准教授が、後半は『GDPRへの実務的対応』で牧山嘉道リップル法律事務所弁護士(日本・ニューヨーク州)・弁理士が登壇した。質疑応答も活発に行われた。
講演では、前半はスクリーン数(=パワーポイントページ数)にして85点、参考資料A4・12ページ分、後半は43点を、各1時間で解説した。
 
 

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