2018年12月21日

日本包装機械工業会(大森利夫会長)によると、平成29年度の包装機械および荷造機械生産高は対前年度比3・8%増の4458億円である。年初は対前年を下回って推移していたものの夏以降、生産が回復した結果、22年度から8年連続の増加となった。
 

増加の主な要因は、中国向けの輸出が横ばいとなったものの、昨年同様にアジア・北米を中心に輸出が好調であったため、前年度と同水準となる524億円(対前年度比0・3%増)で推移したほか、国内では人手不足が深刻化し、省力化・自動化の根強いニーズに支えられていること。またアジア諸国では人件比の高止まりによる、製造業の国内回帰が継続しており、日本国内での設備投資が再び活発になったことがあげられる。
 

機種別では、個装・内装機械については、小箱詰機が56・5%増の140億円、上包機が対前年度比12・0%増の201億円、製袋充填機が対前年度比9・3%増の751億円、包装用計量機が同7・8%増の273億円となった。容器成形充填機が対前年度比15・3%減の160億円、充填機が同8・9%減の406億円となった。
 

個装・内装機械全体では、対前年度比4・0%増の3728億円となり、平成22年度から8年連続で増加。外装・荷造機械は、ケース詰機が対前年度比20・7%増の211億円、テープ貼機が4・7%増の23億円となった。一方、ひも掛機が対前年度比6・1%減の51億円となった。
外装・荷造機械全体では、対前年度2・5%増の730億円となり、平成27年度から3年連続で増加した。平成30年度の生産計画は、対前年度比1・6%増の4529億円を予想している。
 

輸出は過去最高の524億円

 
 また輸出高は引き続き高水準で推移。平成29年度は524億円(対前年度比0・3%増)と過去最高を記録した。25年度から5年連続で過去最高を更新。
 

北アメリカ地域・南アメリカ地域を中心に輸出が好調だったことが背景にある。輸入は4年ぶり増加し、全体では166億円(対前年度比40・1%増)となった。
 
 

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