2018年10月24日

リコージャパン㈱(本社・東京都港区、坂主智弘社長)は、生産工程可視化システム「オールラインレコグナイザー」を機能強化し、10月23日から発売する。

 

「オールラインレコグナイザー」は最大8台のIPカメラを活用し、生産工程の異常のリアルタイム検知・通報や、録画映像をもとにした問題の原因分析が簡単に行えるツール。

今回は、実際に「オールラインレコグナイザー」を導入しているユーザーの要望をもとに、検知精度の向上、外部信号データとの連携、タクトのガントチャート化や生産進捗の見える化など、新たな機能やオプションを追加している。

 

「オールラインレコグナイザー」は、生産現場に潜んでいる問題の原因を追求するために、リコーグループの社内実践から生まれたツールで、リコーグループの生産会社であるリコーインダストリー㈱が開発したもの。

生産現場ではこれまでも、品質改善や生産性向上を目的としたビデオカメラによる工程監視や生産設備のPLC(Programmable Logic Controller)からデータを集めることによる”見える化“は行われていたが、異常が発生した状況は認識できても、問題の原因を分析して改善につなげるにはさらに時間がかかっていた。

 

「オールラインレコグナイザー」は、予め画像に指定しておいた検知枠(ウインドウ)の基本画像に対する変化を「異常(正常との違い)」として検知・通報し、複数個所に設置されたカメラの「異常」発生前後の録画映像をもとに問題の原因分析をすることで、改善に結び付けることができることが可能になる。

また、部品/製品、設備や人の動きを検知してデータ化することで、生産状況をチャートやグラフなどで“見える化”することができ、現場の工程改善活動にも活用することができる。

 

今回の機能強化では、これまではモノクロの濃淡差のみで判別していた変化をカラーで判別できるようになるなど、検知精度が向上したことや、「オールラインレコグナイザー」の検知データと外部のデータ信号の連携が可能になったことにより、これまで以上に高度な対象検知、原因分析が可能になった。

また、改善ポイントを早期に発見するために、タクトのガントチャート化や生産進捗の見える化をするツールをオプションソフトとして提供することで、現場の改善を進める生産技術者や生産管理者が一目で状況を把握できるようになった。

 

 

 

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