2018年10月18日

東京都印刷工業組合(臼田真人理事長)は、10月2日、東京・元赤坂の「明治記念館」で、第52回敬老の集いを開催した。満77歳以上の長寿者308人のうち94人が参加。儀式殿で参拝のあと、曙の間で行われた祝賀会では、和やかに歓談するとともに、印刷業界のよりいっそうの発展を誓い合った。

 
長寿者は午前11時から参拝。修祓、祝詞奏上、神楽奉奏、鈴振りの儀のあと、臼田理事長と長寿者代表の島村誠八郎氏(六三印刷㈱)が神前に玉串を捧げた。直会ののち中庭で記念撮影。引き続き祝賀会を開催した。
 

儀式殿で参拝

儀式殿で参拝

 
祝賀会は、組織共済委員会の五十嵐直也委員(浅草支部長)の司会進行で始まり、臼田理事長が、「少子高齢化にともなって人口が減少している。16歳以上64歳未満の、いわゆる働く世代、消費世代も減っている」と前置きし、次のようにあいさつした。

 
「印刷業界は過去も、現在も、これからも、人々の暮らしや経済と密接である。ただし人口が減ってくると、新たな従業員の採用や、良い人材を確保しておくこともむずかしくなるかも知れない。新たな顧客、新たな仕事を創り出すのは、機械設備ではなくて“人”である。もはや大量生産の時代ではない。こうした変化の中、東印工組は、人のお役立ち、社員の成長、その前段となる社員のリクルーティングなど、組合員のためになる『新たな働き方改革』に取り組んでいる」
 

臼田真人理事長

臼田真人理事長


 

疾風に勁草を知る

 
来賓を代表して、全国印刷工業健康保険組合の青木宏至理事長が、「中国の書物『後漢書』の中に、『疾風に勁草を知る』という言葉がある。強い風が吹いたときに初めて、それに負けない強い草を見分けることができるという意味だそうだ。ここにお集まりの皆さんは、自分を信じ、信頼できる人間を見極め、苦難を乗り越えてこられた。高齢化が進展する中、経験豊富な皆さんの役割は、今後もより大きくなると思う」と祝辞。
 

青木宏至理事長

青木宏至理事長

 
長寿者代表あいさつでは、城南支部の大西明雄氏(㈱大西印刷社)が「印刷技術の革新は目覚ましく、今後どのように変わっていくのか想像できないが、印刷業界は新しい形で繁栄していくと思う」と述べた。
 

大西明雄氏

大西明雄氏


 
今年満77歳を迎え、初参加した11人の新長寿者の紹介ののち、黒澤文雄副理事長(組織共済委員会所管)の発声で乾杯し開宴。余興などを楽しみながら、歓談が続いた。宴もたけなわの頃、白橋明夫組織共済委員長が「皆さんが刻んだ歴史がなければ、いまの私たちはない。今後も大所高所からの貴重なご意見を賜わりながら、前進していきたい」とあいさつし、三本締めの音頭をとった。
 
黒澤文雄副理事長

黒澤文雄副理事長


 
 
白橋明夫委員長

白橋明夫委員長

 
■初参加した新長寿者(カッコ内は会社名、所属支部)
田中烈(㈲民栄社、文京)、高嶋繁(高島印刷工業㈱、墨田)、安井巧於(㈲上原江陽堂、墨田)、丸山哲朗(丸山印刷㈱、墨田)、野尻公義(弥生印刷紙工㈱、杉並)、川端清(㈱サンセー、板橋)、内田正敏(㈱よごえい印刷、板橋)、吉澤昭夫(㈱プリンティング・ミキ、足立)、櫻井元(サクライ印刷、足立)、西村寿郎(明文堂印刷㈱、墨東)、石島孝二(㈱山久、墨東)

 

 

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