2018年10月15日

S10、W10の出力サンプルを示し評価を仰いだ

Nanography技術を用いたS10、W10の出力サンプルを示し評価を仰いだ

Landa社アジア・日本地域統括マネージャーのマイケル・モグリッヂ氏は10月3日、東京・有明の東京ベイ有明ワシントンホテルにプリントバイヤー、印刷会社を招いて「LANDA VIP カスタマーイベント 東京パック2018」を開いた。同社ワールドワイド製品担当マネージャーのレイナルド・バリロット氏らがデジタル水性インキで軟包装印刷を行う「Landa W10 Web Press」の製品化状況ついて説明した。Nanography技術を用いた、S10、W10の出力サンプルを用意し評価も仰いだ。富士フイルム、小森コーポレーションの関係者が同席した。W10の日本への出荷は2020年6月のdrupa明けの見込み。S10のユーザー事例も発表した。
 

W10は、軟包装印刷・加工企業向けに、時間効率がよくコスト効率の高い印刷ソリューションを提供する製品。軟包装印刷用途では、準備時間を必要としないデジタルテクノロジーを活用して標準的なプラスチック被印刷体に毎分100㍍の速度で印刷できる。アナログとの採算分岐点として、1万㍍までであれば、迅速な切り替えとオンデマンド印刷により、手ごろな価格でのデジタル印刷が提供できる。
 

W10の製品ポジションは、①唯一の軟包装市場向け輪転デジタルソリューション②デジタルの製造ラインで最も低価格な全導入管理費用③輪転デジタル印刷機の中で最高の生産性を提供④効率化と生産性を最大にし現状の生産ラインへの完全な適合性を示す強力なワークフロー⑤最も多用途に対応したデジタル印刷機―スピード、品質、素材の区別なくさまざまなアプリケーションに対応⑥フレキソ印刷の生産性でグラビア印刷品質⑦最もインキ膜厚が薄く環境にやさしいソリューション⑧水性インキで間接的な食品接触規制への準拠。
 

主な特徴・メリットは次の各点。①準備時間不要で4~8色の高速印刷を実現②素早い仕事の切り替え③41インチ(1050㍉)のウエブ幅に対応④1万㍍までの仕事においてコスト的に有利⑤接続性とオープンスタンダードのサポートでビジネスにシームレスに適合。いま行っている仕事をそのままデジタル機に置き換えることができる。
 

サポートされているプラスチック被印刷体はBOPP、PET、BOPA、PE、CPP、アルミ蒸着PETなど。その他、アルミフォイル、350μ厚までの紙やボード紙。
 

CMYK+OGB7色のインクヘッドを搭載し、パントーンカラーの96%の色域をカバーしている。画像品質は最高の網点形状を備える。
 

イメージングはS10と共通。S10は世界中で設置が始まっているので、そこで培う経験値もすべてW10に反映させることができる。
 

W10に関しては次の4点にとくに注力している。①インクの密着=コロナ処理がインラインで組み込んであるが、それだけではフィルム系の材料では密着が適切にいかないことが多いので、水性プライマーでランダ社の大株主、ACTEGAと協業②ラミネーション=Henkelとソルベントベース、ノンソルを継続的に取り組み③力学的インキ特性=軟包装業界の標準的な仕様に適合④白インキ=白に関しては特別な要求が多い。継続して改良に取り組んでいる。

 

 
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