2018年10月01日

オープニングセレモニーのようす

オープニングセレモニーのようす

「お役立ち産業への道」を基本コンセプトに掲げたソリューション提案展「SOPTECとうほく2018」が9月28・29日の両日、宮城県仙台市若林区の仙台卸商センター・産業見本市会館「サンフェスタ」で盛況裡に開かれた。

2日間合計で8850人にのぼる印刷関係者が宮城県下や東北地方全域、さらには首都圏などからも来場し、自社が抱える課題の解決に役立つビジネスヒントを探った。

なお次回の開催は、同会場で2019年7月5・6日に行われることも発表された。

 

針生会長

針生会長

会期初日の午前9時半から、会場ロビーでオープニングセレモニーが行われた。その冒頭、主催者を代表してSOPTECとうほく2018実行委員会の針生英一会長(東北地区印刷協議会会長)があいさつに立ち、「SOPTECとうほくは例年、7月上旬に開催してきたが、今年は7月下旬にIGAS2018が開催されるので、出展者の負担を考慮して開催時期をずらした。それでもIGAS2018と開催時期が近いので、出展者数が減少して開催規模が縮小することも危惧していたが、72社119コマの出展、22講座のセミナーと、ほぼ前回並みの規模で開催することができ、みなさまの協力に厚く御礼申し上げる。このイベントが出展者および来場者にとって実り多きものになることを期待している」と述べた。

 

SOPTECとうほくは今回で15回目の開催となるが、その前身としてTOGAS(東北グラフィックアーツショー)という名称の機材展が長年にわたって開催されていた。

20年程前から印刷関連業界の市場環境が大きく変化し、機材展の開催についてもハード製品の展示だけでは来場者の集客および出展者への負担という点で難しくなってきていた。

そこで東北地区印刷協議会では、いち早くその傾向を捉え、機材展の変革に取り組み、ハードとソフトの程良いバランスと融合を図り、かつさまざまなジャンルに向けた数多くのセミナーも併催するという、新しい時代に向けた新しい展示会を志向。

そうして、主催者・出展者とともに作り上げてきたのがSOPTECとうほくで、この変革が全国各地で開催されている機材展にも大きな影響を与えたと高く評価されており、このSOPTECとうほくをモデルとした展示会のスタイルが全国各地に広がっている。

 

会場のようす1今回のSOTPECとうほく2018では、顧客の商いや事業に対してお役立ちできる印刷産業として、その価値を高めていくことに焦点をあて、その力を向上させるためのヒントを得る場という趣旨で開催。

①自社独自の強みを活かして日々実践されている事例の紹介。その軌道化までのポイントなど、今後の印刷会社経営に必要な情報を提供する16講座の「主催者企画ソリューションセミナー」

②製造・技術面を極めることで顧客の課題解決活動を支えていくための、製品・販促ノウハウの紹介や、生産/営業のための実務的ソリューションの提案・紹介を行う6講座の「出展者企画ソリューションセミナー」

③印刷機器メーカー/ベンダーによるシステム・ソフトの実演展示や、印刷会社/印刷周辺隣接会社が特化製品・サービスにおけるコラボレーション提案や販促・営業ツールの提案を通して、顧客目線での発想に基づく企画提案、それを支える技術・設備などの構築、人材育成方法などのヒントを紹介する「展示ゾーン」

この3本柱でイベントを構成され、ハードおよびソフトの機材展示とセミナーとを融合させることで、印刷諸機材の運用方法と経営や営業などのさまざまな知識を一体的に得られる場となった。

 

会場のようす2出展者企画ソリューションセミナーでは、IGAS2018でのトレンド情報、自動化・IoT化などをベースとしたスマートファクトリー、経営と現場をつないだ利益創出、印刷機のメンテ・延命策などを提案。

主催者企画ソリューションセミナーでは、経営情報の見える化、働き方改革や女性の活躍推進、デジタルマーケティングやクロスメディア手法、現場作業の改善策、コンペ・プレゼンに勝ち抜くデザイン、営業手法の改革などをテーマにした講演が行われた。

 

展示ゾーンでは、IGAS2018での大きな流れとなっていた機械やソフトによる自動化、ロボットとの協働・分業による省人化にフォーカスした提案が多く見られたほか、枚葉オフセット印刷機やデジタル印刷機、高感度UV印刷、現像レスCTPプレート、クラウド技術を活用した作業環境変革、大判インクジェットプリンターでのアプリケーション制作、小ロット対応の製本システム、加飾・特殊印刷、カラーマネジメントシステム、MIS、デジタルサイネージ、ラミネート加工サービス、電子書籍やタブレットPCの活用など、印刷工程全般にわたるあらゆる角度から最先端の提案がされた。

 

また、東北地区印刷生産技術フォーラムが両日に計4回、展示ゾーンを巡回してSOPTECとうほくの見どころや最新技術などについて詳しく解説する「見どころツアー」も催行され、どの回も定員を上回る参加者が集まり、詳細な情報やヒントが提供された。

 

 

写真で振り返るSOPTECとうほく2018の主な見どころ

 

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デジタルプリンターや枚葉オフセット印刷機といった、印刷会社にとっての主力生産機の活用法、生産性向上策、付加価値創出案などを提案

 

 

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川口印刷工業(岩手県)では、ドローンで360度撮影した映像を、紙製のドームの裏面にプロジェクターで投影する新技術を紹介

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今回の最大小間での出展となったホリゾン東テクノは、SMART FACTORYを具現化するソフトおよびそれに対応する各種後加工機群を披露

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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思わず触りたくなるような立体感をオフラインで付与するデジタルスポットUVコーターや、レーザー加工機による超微細加工といった、紙メディアにさまざまな角度から付加価値を与える手法が提案された

 

 

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用紙のハンドリングや梱包、ラッピングなどの作業・工程をロボットに任せ、人と協働・分業することによる工場の省人化・効率化についても紹介された

 

 

 

 

 

 

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