2018年09月25日

 

大日本印刷㈱ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)の第368回企画展「横尾忠則 幻花幻想幻画譚 1974―1975」が、9月5日から10月20日まで、東京・銀座の同ギャラリーで開催中である。美術家、グラフィックデザイナーとして知られる横尾忠則氏が、1974~1975年にかけて、新聞に連載された瀬戸内晴美(現・瀬戸内寂聴)の時代小説『幻花』のために描いた挿絵原画全371点が公開されている。
 

横尾グラフィック・ワークの最高傑作を凝縮した作品のかずかずを展示

横尾グラフィック・ワークの最高傑作を凝縮した作品のかずかずを展示


 
2015年12月、横尾忠則現代美術館(神戸市灘区)で挿絵の全原画が一般公開され反響を呼んだ。
 
今回、gggでは同美術館の協力を得て、横尾グラフィック・ワークの最高傑作を凝縮した作品のかずかずを展示。約8×14㌢㍍の小さな画面から放たれる時代の空気やエネルギー、たとえば般若心経の書き込みや、同じ場面を少しずつ変化させた連続性の表現、また物語とまったく関係ないモチーフ、瀬戸内晴美の肖像画、原稿ができ上げる前に描いてしまった挿絵など、自由奔放、超絶技巧を堪能できる。
 
横尾氏は、1936年6月27日兵庫県生まれ。1972年、ニューヨーク近代美術館で個展を開催。その後もパリ、ヴェネツィア、サンパウロ、バングラデッシュなど各国のビエンナーレに出品し世界的に活躍し、国際的な評価を得る。2012年、横尾忠則現代美術館開館、2013年、香川県豊島に豊島横尾館開館。作品は国内外多数の主要美術館に収蔵されている。
 

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