2018年09月20日

日本印刷産業連合会(金子眞吾会長、日印産連)は、9月12日午後3時30分から東京・千代田区紀尾井町のホテルニューオータニで「2018年9月印刷の月 講演会・記念式典・懇親会」を開き、会員10団体の傘下企業はじめ、来賓、関連業者ら600人が参加した。

 

開会あいさつで、金子会長は情報媒体のデジタルシフトによりペーパーメディアが減少するなど経営環境が激変するなかで「印刷業界にとって厳しい状況と捉える向きもあるが、私は逆に大きなチャンスを迎えていると考えている。印刷産業はいつの時代でも顧客の課題解決を通じて社会に貢献してきた。これからも、新たなテクノロジーを取り入れ、顧客との信頼関係をさらに強化し、新しい価値を創出することで、今まで以上に社会に貢献できる産業になるよう皆さんと共に活動していく」と強調した。
 
メーンの記念式典は午後4時35分から始まり、国歌斉唱ののち、金子会長があいさつした。
 
来賓祝辞では、吉田博史経済産業省商務情報政策局審議官が政府の掲げる「全国の各地域に根差した事業展開をされている印刷業界の活躍は、これからの日本経済の再生、成長のための大きなカギになると考えている」と、政府の提唱するコネクテッド・インダストリーズの実現に向けて印刷産業へ大きな期待を示した。
 
表彰に移り、日印産連表彰では、印刷功労賞12人を代表して大野亮裕氏(二葉製本㈱)、印刷振興賞18人を代表して三上伸氏(青森オフセット印刷㈱)と石本忠廣氏(㈲イシモト写植)、特別賞のNPO法人日本自費出版ネットワークの川井信良氏に金子会長から賞状と記念品が贈られた。
 

印刷功労賞受賞者には金子会長から賞状と記念品が贈られた

印刷功労賞受賞者には金子会長から賞状と記念品が贈られた

 

第17回印刷産業環境優良工場表彰では、経済産業大臣賞を受賞した池田印刷㈱京浜島工場の池田幸寛社長と岩佐育美取締役製造部部長・京浜島工場長、トッパン・フォームズ関西㈱大阪桜井工場の二橋髙弘社長と笠井信大阪桜井工場長の2社の代表者に髙木美香経済産業省商務情報政策局コンテンツ課課長から賞状と記念のトロフィーが贈られたのをはじめ、経済産業省商務情報政策局長賞1工場、日印産連会長賞5工場、日印産連奨励賞8工場の計16工場を表彰した。

 

左から池田幸寛、岩佐育美、髙木美香、二橋髙弘、笠井信の各氏 

左から池田幸寛、岩佐育美、髙木美香、二橋髙弘、笠井信の各氏

 

印刷功労賞の大野亮裕氏、親子二代の受賞に感謝

 

大野亮裕

大野亮裕氏


 
受賞者を代表して印刷功労賞を受賞した大野亮裕氏(㈱二葉製本)が「日印産連表彰、印刷産業環境優良工場表彰と多くの賞をいただいたことは、日印産連の歴代会長はじめ役員、会員10団体ら多くの皆様にお力添えをいただき、心温かいご支援とご指導をいただいての表彰であると深く感謝申し上げる。私事で恐縮だが、4年前に亡くなった父(大野鐵男)も藤田弘道会長時代に印刷功労賞をいただいており、親子二代で受賞できたのは大変名誉なことであり、改めてお礼申し上げたい。本日は多くの栄誉ある賞をいただき、受賞者一同、これからも日印産連、そして各団体のため一生懸命精進したい」と謝辞を述べて式典を終了した。
 
このあと、6時から会場を移して行われた懇親会は、臼田真人副会長の開会あいさつ、宮腰巖日本印刷産業機械工業会会長の発声で乾杯し開宴。宴半ば、会員10団体会長(印刷工業会は浅野健副会長)が登壇し、櫻井醜日本フォーム印刷工業連合会会長・日印産連副会長が閉会の言葉を述べて散会した。
 

SDGs対応テーマに記念講演も実施

 
なお、午後3時30分からの講演会では、サステナビリティ日本フォーラム代表理事の後藤敏彦氏が「SDGsへの対応~大激変の時代、21世紀型ビジネスモデルの構築に役立たせる~」の演題で講演した。
 
 
関連記事:【2018年9月 印刷の月】 金子眞吾・日印産連会長、社会に貢献できる産業に
 
 

PAGE TOP