2018年08月02日

ハイデルベルグ・ジャパン㈱(本社・東京都品川区、水野秀也社長)は、B1判インクジェット印刷機「プライムファイア106」の国内販売を開始した。

 

プライムファイア106

プライムファイア106

「プライムファイア106」は、ハイデルベルグ社がdrupa2016で初披露したB1判インクジェットデジタル印刷機。

その発表以来、順調にベータテストを重ね、これまでに4台のベータテスト機を出荷。

そして今年7月には量産1号機を、米国・デンバーのウォーネキーペーパーボックス社に納入した。

「プライムファイア106」の生産は当初の計画通りに進んでおり、現在は月産1台のペースで組み立てられ、国内初号機の納入は来年初めの予定。

 

 

「プライムファイア106」は、粉体・液体トナー印刷機はもちろん、インクジェット印刷機も含め、現在市場に存在するデジタル印刷機とは根本的に一線を画したモデル。

定評ある富士フイルム製SAMBAヘッドを除いたすべてのコンポーネントはハイデルベルグ社の開発チームによって1から設計・製造され、その色調安定性と見当精度は最新のオフセット印刷機さえ凌駕するほど。

前準備に損紙を1枚も必要とせず、万一ノズル詰まりが発生しても再RIPすることなく、ハイデルベルグ社の開発した独自のアルゴリズムによって補正され、デリバリーパイルには1枚の損紙も排出されない機構になっている。

今後は印刷速度のさらなる向上や0.2㍉以下の薄紙への対応などを順次行っていき、既設機にもそのアップグレードを実施していく。

 

モンセラート・ペドロ・インサ氏

モンセラート・ペドロ・インサ氏

また、「プライムファイア106」の販売開始に合わせて、ハイデルベルグ社でデジタル部門の総責任者を務めるモンセラート・ペドロ・インサ氏が来日し、7月27日に開催された「第21回ハイデル・フォーラム21 全国合同地区大会高付加価値セミナー」で、「インダストリアルデジタルパッケージプロダクションの時」というテーマで講演を行った。

 

この講演では、印刷会社の顧客であるブランドオーナーの視点から、クライアントの販売とサプライチェーンの効率向上、安全へのニーズを満たすためにはデジタル印刷が不可欠、ニーズは多く存在することを説明した。

続いて、そのブランドが求めるニーズに応えるためのデジタル印刷を実現するため、なぜ「プライムファイア106」が適しているのかを、①オフセット印刷で培ってきた信頼性の高いプラットフォーム、②ダイレクト印刷プロセス、③最高品質のインクジェットヘッド技術を持つ富士フイルムとのパートナーシップ、④ワークフローへの接続性、⑤安全な水性インク、⑥信頼のサポート体制--という6つのポイントから解説した。

同時に、ベータユーザーのMPS社、カラードルック社、ロンド社が、「プライムファイア106」の特徴を十二分に活かしている状況が報告された。

 

 

 

 

PAGE TOP