2018年08月09日

日本グラフィックサービス工業会(中村耀会長、ジャグラ)の経営基盤強化委員会(中村盟委員長)は7月5日、東京・中央区日本橋のニッケイビルで「2019年亥年・年賀状デザインコンテスト」の審査会を開き、厳正な審査の結果、100点の入賞作品を決定した。
 
最高賞のジャグラ会長賞・カラー部門には㈱ながと(宮崎県支部)、同・モノクロ部門には㈱五六堂印刷(岩手県支部)、同学生部門には李榕(りよう)氏(専門学校HAL東京)の3作品が選ばれた。
 
今回の応募総数は会員企業425点(62社)、学生336点(19校)の合計761点。その他の入賞作品についてはコンテスト特設サイト(http://www.jagra.or.jp/nenga2019/)で発表している。
 
入賞作品・年賀見本帳のデータダウンロードは8月17日から予定している。会長賞受賞社(者)には11月9日開催のジャグラ全国協議会の席上、賞金と賞状が授与される。
 

左から中村盟、中村耀、青木滋の各氏

左から中村盟、中村耀、青木滋の各氏


 
中村盟審査委員長は「今年のポイントは、いのししを軸にどこまでイメージを膨らませるか、そして、できるだけ広げたイメージを実用的なデザインに着地させるかというところが問われたコンテストだった。昨年より応募点数が増え、今までにない独創的なデザインが多く、審査員を大いに悩ませた。選ばれた100点の作品は幅広いニーズに応える個性的なデザインが集まったと思う。新部門のバースデーカードについては、応募点数は多くはなかったものの華やかなデザインが多く、若年層の印刷需要掘り起しにつながると期待している。年々SNSなどに押されて、減少傾向にある年賀状だが、デザインの力で若年層を取り込んでいけるのではないかと期待している。今後は、この100点の入賞作品で『年賀見本帳』を作成し、ジャグラ会員企業が無償で商用利用できるようにするので、ぜひ年賀状商戦に役立ててもらいたい」と同事業の趣旨を強調している。
 
なお、同コンテストには今回も次の10社のメーカー・ディーラーが協賛している。
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ㈱▽コニカミノルタジャパン㈱▽㈱ショーワ▽ダイヤミック㈱▽富士ゼロックス㈱▽富士ゼロックス東京㈱▽㈱ムサシ▽㈱モリサワ▽リコージャパン㈱▽リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱
 
【ジャグラ会長賞受賞3作品の講評】
▽カラー部門 ㈱ながと(宮崎県支部)
「来年の干支である『亥』の文字にいのししが勢いよく走る姿が印象的。勢いのある1年になるようにという思いが込められた作品である。色使いや全体のバランスが素晴らしく、沢山の方に利用していただけるデザインである」
会長賞・カラー部門・ながと

会長賞・カラー部門・ながと


 
▽モノクロ部門 ㈱五六堂印刷(岩手県支部) 「女の子たちは書ける石で道路に絵を描いて、どこかで見た懐かしい昭和の路地裏の風景に心惹かれた。モノクロの良さを活かした奥行きのあるデザインで高評価を得た」
会長賞・モノクロ部門・五六堂印刷

会長賞・モノクロ部門・五六堂印刷


 
▽学生部門 李榕氏(専門学校HAL東京) 「鮮やかな色使いで、ぱっと目を引く和風のデザイン。いのししの表情が穏やかで、受け取った人の心が温かくなる作品で、満場一致で決まった」

会長賞・学生部門・李榕(りよう)氏

会長賞・学生部門・李榕(りよう)氏

 
 

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