2018年07月10日

ジクス㈱IGAS2018で、「出荷される印刷物が検査工程を経ているエビデンス付きで扱われる時代へ」というコンセプトの下、オフセット印刷、フルバリアブル印刷への全数・全面検査へのソリューションを紹介する。

オフセット印刷向けのソリューションとしてはあらゆる印刷基材へ対応したオフラインシート検査装置「Qualifier」を、デジタル印刷ソリューションとしてはフルバリアブル検査システム「Theory」を軸に多彩な検査装置を出展して、品質保証による差別化を提案する。

ブースは東3ホール3-6。

 

 

同社の主な出展製品は次のとおり。

▽オフライン品質検査装置のコストダウンと自由設計を実現する「Qualifier」

Qualifier106

Qualifier106

近年、オフセット印刷業界では検査装置の導入が本格化しており、同社の主力製品となるインラインオフセット印刷検査装置「Lab-vision2」も、紙器印刷から商業印刷まで幅広く納入されている。

そのような傾向を踏まえ、今回の出展では新開発したオフライン枚葉印刷検査装置「Qualifier」を新たに発表する。

品質検査への関心が高まる中、全量検品を工程内に取り入れようとした場合、インライン検査だけではまかないきれないケースがあり、オフライン検査装置のニーズは一定の割合で存在している。

しかしながら従来の装置では設置スペースやコスト、人的配置などの問題があり、導入にいたらないケースがあった。

 

その問題を解消すべく、一般的なオフラインの印刷検査装置は検査装置メーカーが搬送装置メーカーとタイアップしてラインを構築しているが、同社ではフィーダーからデリバリーまでの搬送ラインの自社開発に踏み切り、検査装置と搬送ラインを一貫提供することにより、コストダウンと自由なライン設計を可能とした。

ブースではビデオ上映による紹介となるが、すでに1号機は6月に納入されており、その導入先の工場環境に合わせ、四六全判モデルで全長が6㍍以下というコンパクト設計を実現している。

最大でA倍判の両面検査に対応し、検査スピードは毎時8000枚。紙厚0.06~3㍉(B段)に対応し、蒸着紙や箔、透明基材の印刷物の検査にも標準対応している。

 

▽新タイプのデジタル印刷品質検査装置「Theory-web」

Theory-sheet330

Theory-sheet330

平成28年12月に、B2判までの枚葉紙に対応する「Theory-sheet」を発売し、可変情報の検査と品質検査をワンパスで実現できる、デジタル印刷の品質保証ニーズへの対応を打ち出した。

そして今回の出展では、連帳印刷をするインクジェットプリンター向けの機種として「Theory-web」を発表する。

この開発に際しては、枚葉タイプよりも高速印刷への対応力を高め、かつ検査情報を上流の再生産情報フィードバックする機能、さらには後工程にも欠陥情報をフィードフォワードするシステムを開発。

欠陥があった可変印刷物を自動的に再印刷するとともに、その欠陥があった印刷物がインラインで後加工機へと流れた際に自動排出もされるので、まったく人手をかけることなく欠陥検査と納品ができるようになる。

会場では実機を展示し、定時ごとに製品説明とデモンストレーションを行う。

 

 

 

 

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