2018年07月06日

日本ダイレクトメール協会(JDMA)は6月18日、東京・港区のメルパルク東京で「第6回定時総会記念講演会および懇親会」を開催し、総会ではすべての上程議案を原案どおり承認した。佐藤暢晃会長の辞任に伴い、新会長に坂田甲一トッパン・フォームズ㈱社長を選任した。90人が参集した。
 

坂田甲一

坂田甲一会長

 
講演会では、日本郵便㈱郵便・物流営業部担当部長の鈴木睦夫氏が講師となり「デジタルとアナログの融合はここまで来た! 事例から見るコミュニケーションの最適化」の演題で話をした。
 

鈴木睦夫

鈴木睦夫講師


 

・DM単体ではなくデジタル(メール)と組み合わせるのが重要。
・DMとメールどちらを先に送るのがよいか。マーケターはメールの方が安いので、一挙にメールを先に送り、反応があったところだけに、DMを送る。しかし、データを読み込んで、ターゲットを絞り、先にDMを送って、メールでフォローする方が効果的である。
・ほとんどの人は、今朝来たメールマガジンを覚えていない。ところがDMはどこから来たか、ぼんやりと覚えている。そこに『お手紙届いていますか』とメールを送ると、開封率が上がる。
・クリエイティブよりタイミングが大事。靴を購入した人に、靴のDMを送っても意味がない。欲しいタイミングで、欲しい情報をタイムリーに伝える。
など、デジタルとアナログの組合せの有用性について、実験データを参考にして語った。
 
懇親会では冒頭、佐藤前会長があいさつし、関係者に感謝を述べるとともに、坂田新会長を紹介した。
 
坂田新会長は「佐藤会長の大役をついだ。事業計画をみると14社の会員増強が記されているので、スタートダッシュを万全にして、これからの1年間を走り抜けたい」とあいさつした。
 
新役員あいさつ、来賓紹介・あいさつ、新入会員紹介と続き、藁科忠印刷工業会専務理事のあいさつと、乾杯の発声で歓談になった。
 
フュージョン㈱会長の花井秀勝理事は、中締めで登壇し、次のようにあいさつした。
 
「私は欧米のDMの研究をしているが、本日の講演のように、今、紙メディアの復活が注目されている。『デジタル×紙×マーケティング』というのが、一つのポイントで動き始めている。最近、米国では、高額の富裕層向けのDMが、ものすごい勢いで増えている。国内を見ると、定形ではなく特殊サイズや、特殊用紙のものなど、新しい動きが出てきている。消費を喚起するには、紙プラス何か、つまりデジタルが必要になる。この業界はますます飛躍する。そのために、会員の横のつながりを密にしながら、新しい市場を作っていきたいと思う」
 
〈新役員〉
会長=坂田甲一(トッパン・フォームズ㈱)
執行理事=大嶋禎(㈱アド・ダイセン)
理事=大角聡(日本郵便㈱)、菅峨隆(凸版印刷㈱)
 
 

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