2018年06月14日

全日本印刷工業組合連合会(臼田真人会長)は5月25日午後2時から、東京・竹芝のホテルインターコンチネンタル東京ベイで平成30年度通常総会を開き、29年度事業報告・決算報告、理事・監事選任、30年度事業計画・収支予算など5議案を審議し、いずれも原案どおり承認した。また第2回理事会を開き、臼田会長ら常任役員を選任した。全印工連は新年度「Happy Industry 人々の暮らしを彩り幸せを創る印刷産業」をブランドスローガンに掲げ、事業を展開する。
 

就任あいさつで臼田会長は冊子『Happy Industry』を手に、会員企業に対する支援事業の計画書であると強調し「全印工連5千社のネットワークによって協調領域の最大化をめざし、協調領域の最大化を実装した結果として、各社が高収益の最適化を実現すべく各事業を推進していく。そのためのさまざまなメニューを集約した」と述べた。

 

総会は細井俊男副会長のことばで開会。初めに臼田会長がこうあいさつした。

 

「一気に駆け抜けた1年の総括、平成30年新たな船出の計画書の発表の日である。昨年は1社では適わない課題、解決できない課題に、全印工連の連帯、対外窓口の力を1つにして、長年の課題を大きく前進させることができた。官公需における取引の改善である。中小企業と国の契約基本方針、われわれが活動してきた知的財産権の取扱いに対する改善が果たせた。官公需対策協議会の皆様、私どもとともに二人三脚で活動を支えていただいている全印政連を通じてなんとか閣議決定、法の整備にまでたどり着いた。全印工連という大きな力、製造業における基幹産業である印刷産業が力を1つにして問題解決ができた。経営環境の変化のスピードはいままで以上に上がってきている。働き方改革については、働き方改革の本来の目的を理解することによって、印刷産業ならではの働き方改革を導入していくことが必要になる。さまざまな課題が矢継ぎ早にやってくる。それに対する何らかのヒント、もしくは情報交流、いま以上に、全印工連約5千社の皆さんが全印工連のプラットフォームを通じてより有益な情報が共有できるよう努めたい」
 

臼田真人会長

臼田真人会長


 
司会者一任で奥田章雄常務理事(香川県印工組理事長)を議長に選任し、議事を進行。各議案をいずれも原案どおり承認した。
 
新年度、個企業では解決できない課題に取り組み、各事業を効果的に融合して、印刷産業の持続的な発展と豊かな社会生活を創造する「Happy Industry」の実現に向け、事業を推進する。
 
各種表彰、来賓祝辞などの後、酒井陽典高知県印工組理事長が10月5・6日に開く全日本印刷文化典高知大会への参加を呼びかけ「『土佐のおきゃく』のように和気あいあいと過ごしたい。おきゃくというのは、お客様を迎えてもてなす宴席のことをいう。皿鉢料理など土佐のもてなしを精一杯そろえてお待ちしているのでご参加いただきたい」と述べた。
 
総会は、滝澤光正副会長の「30年度の全印工連の予算は初めて総額5億円を超える規模となった。積極的に事業に参加していただいた結果である。30年度も皆様に喜んでいただけるような運営を心掛けていきたい」とのことばで閉会した。
 
 

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