2018年06月13日

イタリアのフィルム用印刷機メーカーのUtecoグループコダックは、パッケージ・軟包装用のフルカラー水性インクジェット印刷機「Sapphire EVOデジタルプレス」を6月13日から販売開始した。

 

Sapphire Evo

Sapphire Evo

「Sapphire EVOデジタルプレス」は、KODAK Streamインクジェットテクノロジーを活用したインクジェット印刷機。

幅広いパッケージフィルムや用紙の上でCMYK印刷のほか、インラインプライマーコーティングやニス加工のオプションを組み合わせることができるシステムで、卓越した印刷品質が実現できる。

最大幅650㍉のメディアに622㍉まで印刷することができ、毎時9000㍍以上の実用的なデジタル印刷を可能にするほか、魅力的な経済性も備えている。

環境にやさしい水性インクを使用し、BOPP、PET、紙などを含むさまざまな原反に印刷が可能。

このインクとプレコーティング剤は、EUと米国で定められている食品と間接的に接触する材料に関する規制要件に準拠しているほか、ブランドごとの要件やEuPIA除外リストも遵守できる。

 

 

UtecoグループでCEOを務めるAldo Peretti氏は「当社のユーザーは顧客の需要を満たすため、多品種で少量印刷に対応できるだけでなく、経済的にも大量印刷に対応したデジタル印刷ソリューションも希望していた。フレキソ印刷とグラビア印刷、フィルムハンドリング、コーティング並びに乾燥処理における当社の豊富な経験と、コダックのインクジェットに関する専門知識を組み合わせることで、我々はフレキソ印刷とデジタル印刷の機能を融合させた機械を提供できることになった」と述べている。

 

一方、コダックのエンタープライズインクジェットシステムズ事業部でプレジデントを務めるランディ・バンダグリフ氏は「コダックが50年にわたって培ってきたインクジェットに関する専門知識は、PROSPERプレスシステムという形で実を結び、商業印刷・出版印刷市場において高い品質、機能および高い費用対効果を提供してきた。当社はこの取り組みをさらに進めることで、経済的な水性インクを使ってフレキシブルフィルム上で高速印刷を実現した。Utecoの卓越した専門知識と組み合わせることにより、フレキシブルパッケージング産業に新たな機会を提供するハイエンドのデジタル印刷機を開発することができた」と述べている。

 

なお日本国内では、機器の販売・アフターメンテナンスサービスはUteco社の総代理店である伊藤忠マシンテクノス㈱が担当し、インクジェットヘッドの保守・インクの供給はコダックジャパンが担当する。

 

 

 

 

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