2018年06月18日

宮城県印刷工業組合は、5月15日午後3時から仙台市青葉区の「勝山館」で平成30年度通常総会ならびに理事会を開き、任期満了に伴う役員改選で、藤井治夫理事長に替わって現副理事長の針生英一氏(ハリウコミュニケーションズ㈱)を新理事長に選任した。平成30年度は①組合の組織活性化②組合組織率の向上③官公需取引における著作権取扱い適正化④業態変革へ向けた経営者の啓発活動⑤組合員各社の社員育成支援活動⑥SOPTEC、デザイングランプリの開催⑦印刷業界の発信力強化(東北地区協議会→全印工連へ提言)⑧組合の運営財源安定化の8項目を基本方針に各種事業を推進する。
 
総会は大泉和俊理事を議長に選出して議案審議に入り、上程議案をすべて原案どおり承認した。
 
平成30年度事業計画のうち、とくに組合組織率の向上では、新規加入促進に努め、平成29年度末の組合員108社・賛助会員12社の合計120社から平成30年度末には組合員が純増10社の118社、賛助会員が純増5社の17社の合計135社を目標に掲げている。
SOPTECとうほく2018は、9月28・29の両日、仙台卸商センター産業見本市会館「サンフェスタ」で、「お役立ち産業への道」をテーマに開催する。例年7月に開催していたが、今年はIGASが7月に実施されるため時期を変更した。
 
役員改選では、平成30・31年度理事候補者36人、監事候補者3人を選任したのち、総会終了後の理事会で新理事長に針生英一氏を選任した。針生新理事長は理事会終了後の総会記念懇親会で、要旨次のように就任あいさつを述べた。
 
「組合員の持つ経営資源を最大化するためにお手伝いするのが組合の役割だと思う。一般的に経営資源というのはヒト・モノ・カネ・情報といわれている。ヒトについては、『企業は人なり』という言葉がある。各社の幹部や社員が成長できるようにバックアップしていくのが組合の大きな事業の1つである。さまざまな研修・セミナー、資格認定制度、デザイングランプリのようなコンペなどさまざまな人材育成の事業を組合で行っているので、さらに拡充させ中身の濃い人材育成の事業を目指す。
モノについては、設備や資材が当たると思うが、関連業界と連携しながら、SOPTECを通じて最先端の技術、あるいはニーズに即した資材をわれわれが利用させていただきながら、経営を高度化させていくことをお手伝いしたい。
カネについては、どうすれば利益が上がるのか、いろいろな場でお伝えすることも重要な役割だと思っている。印刷業界も見える化について全国でいろいろな取り組みがなされている。そういうものをわれわれも勉強しながらどんぶり勘定ではなく、どうやれば利益が上がるのかを突き詰めていくことをサポートしたい。
情報については、全印工連には全国に4600社の仲間がいる。素晴らしい経営をされている経営者が沢山いる。そういう方たちと仲良くなって酒を酌み交わし、本当の情報を教えてもらう。
この4つの経営資源をどのように最大化するお手伝いができるかというのが組合の大きな使命だと思っている。皆さんには賦課金の何倍も何十倍も組合をぜひ使い倒していただきたい。
SOPTECはここ何年間かずっと右肩上がりで来ており、私も大変プレッシャーを感じている。私が理事長になったとたんにしぼむことのないよう、関連業者の皆さんのご協力をお願いしたい」
 

針生英一理事長

針生英一理事長

 
退任あいさつに立った藤井治夫前理事長は「先ほどの総会で3期6年の理事長職を辞することになり、皆さんには長い間お世話になり感謝申し上げる。私は平成2年に理事に就任したので現在28年の理事職となる。その中で一番記憶に残っているのが東日本大震災である。当時はまだ副理事長で1年後に理事長になった。3月11日の震災直後に組合会館で理事会を開いていろんな話をした。その時一番困っていることは印刷機が動いて自力ではどうにもならない状況にあった。しかし、高速道路は緊急車両以外通行止めの状況だったので県外からのサポートも困難だった。そこで、理事会後、今野敦之理事長と中村等氏と菅原専務と私の4人で県庁へ出向き、地元議連議員の相沢光哉県議会議員にご相談したところ、直接県の対策本部の担当者と交渉して緊急車両証明書の発行手続きの方法をご指導いただき、震災発生から10日後の春のお彼岸(3月21日)には宮城県だけでなく東北6県に各メーカーの技術者が入れるように段取りしていただいたことである。もう一つはSOPTECである。ここ数年出展小間数も来場者数も右肩上がりできている。成功するかしないかというのは組合財政に大きく影響してくるので、関連業の皆さんには今後ともご協力をお願いしたい。
春の叙勲で旭日双光章の栄誉に浴し、先日、東京で伝達を受けたのち、皇居で天皇陛下に拝謁させていただいた。皆さんには多数のご祝辞をいただきこの場をお借りしてお礼申し上げる」と述べた。
 

記念懇親会で新四役を紹介

記念懇親会で新四役を紹介

 
平成30・31年度新四役は次のとおり。
理事長=針生英一(新任、ハリウコミュニケーションズ㈱)▽副理事長=佐藤利春(新任、利商印刷㈱)、猪股育夫(川内印刷㈱)、中村等(新任、中村印刷㈱)▽専務理事=菅原喜久男(宮城県印刷工業組合)▽常務理事=橋浦隆一(今野印刷㈱)、今野均(㈱ユーメディア)、郷家昌幸(新任、郷家印刷㈱)、平野研一(新任、㈲平野印刷所)

 

優良社員表彰

 
宮城県印工組は、5月15日開催の平成30年度通常総会に合わせて、平成30年度永年勤続優良社員表彰を行い、勤続20年以上26人、同10年以上36人の合計62人を表彰した。
〈20年以上〉
㈱郵辨社=中野秀彦▽㈱ソノベ=高橋康晃、沼澤洋、當麻高宏、澤口文子▽三慶印刷㈱=我妻和広▽㈱豊栄堂印刷所=猪股利彦、橋本浩明▽東北紙工㈱=小島康広、津田肇▽㈱ユーメディア=澁谷新一、宅石勇人、日野潮史、矢野弘樹、松田陽介、鈴木毅▽㈱佐々木印刷所=菅野雄二、三戸部美由姫▽笹氣出版印刷㈱=佐藤文昭▽高橋印刷㈱=小嶋英樹、紺谷佳子、阿部克彦、及川洋生、吉野光彦▽㈱イトイン=高橋隆宏▽㈱七星社=近江尚之
〈10年以上〉
高速美術印刷㈱=西山大輔▽㈱ソノベ=齋藤信輔、齋藤裕典、横田光子▽川内印刷㈱=佐藤圭、伊藤孝志▽㈱イシカワ印刷=小柴謙太郎、畑中怜子▽㈱トーユー=佐々木明美▽㈱豊栄堂印刷所=鷲頭隆弘、金野正美▽東北紙工㈱=鈴木薫、高橋晃、高橋祐希▽本田印刷㈱=渡邉和香、関内千津子▽㈱ユーメディア=大友美幸、鈴木美穂、中田央之、井上千穂、青砥綾河▽郷家印刷㈱=郡山智幸▽㈱仙台共同印刷=高橋真利子▽笹氣出版印刷㈱=市川洋、遠藤利恵、早坂智▽高橋印刷㈱=沼辺舞子、小舘朋巳、玉田義行▽㈱七星社=菅原明日香▽㈱ビー・プロ=饗庭晋一郎、髙橋幹規、土屋琢志、安田雄樹、木村仁▽斎藤コロタイプ印刷㈱=大場雅美

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