2018年06月14日

全日本製本工業組合連合会は5月25日、東京・竹橋のKKRホテル東京で第47回通常総会(第109回理事会併催)並びに第110回理事会を開き、任期満了に伴う役員改選で大野亮裕会長に替わって田中真文氏(㈱田中紙工、東京都製本工業組合理事長)を新会長に選任した。副会長には笠間史盛(㈱笠間製本印刷、石川県製本工業組合理事長)、岡本城夫(㈱一貫堂、大阪府製本工業組合理事長)、本間敏弘(本間製本㈱、東京都製本工業組合副理事長、新任)、稲川俊一(㈱イナガワセーホン、愛知県製本工業組合理事長、新任)ら4人が就任。専務理事は本間副会長が兼務する。

 

役員改選で新会長に選任された田中真文氏は「もとより力不足だが全力で全身全霊を込めて会長職をまっとうしたい。各県工組の皆さんとしっかり連携をとりながら、また業界の情報発信の役割をしっかりと務めたい」と抱負を述べた。
 

田中真文会長

田中真文会長


 
総会は大野亮裕会長を議長に選出して議案審議を行い、平成29年度事業・決算報告、同30年度事業計画・収支予算案などの上程議案をすべて原案どおり承認した。

 
平成30年度は、2014年に作成した「新製本産業ビジョン2018」の最終年度となり、31年度には新たなビジョンの作成を予定していることから、今年度は「ビジョン2018」の成果を検証し、新ビジョン作成に活かしていく。
 
また、受注単価の低迷が横行し組合員企業の経営を圧迫している中、今年度は取引慣行の実態についてアンケート調査を行うとともに、受注単価の適正化にも取り組む。
 

9月1日に名古屋で全国大会

 
今年度は2年に1度の全国大会の開催年で、9月1日に愛知県名古屋市のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で第58回全日本製本工業組合連合会全国大会愛知大会を開催する。
 
愛知大会は午後1時30分から3時まで講演会、3時15分から5時まで本大会、6時から8時30分まで懇親会の3部構成で行われる。
なお、同日には幹事工組の愛知県製本工業組合創立100周年記念式典・祝賀パーティーが午前9時30分から午後1時まで予定されている。
 

 
また、第59回全国大会(宮城大会)は、宮城県製本工業組合(中山正敏理事長)の担当で2020年10月3日に宮城県仙台市青葉区の江陽グランドホテルで開催することを決めた。
 
総会・理事会後の懇親会であいさつに立った田中新会長は「『朝の来ない夜はない』『春の来ない冬もない』といわれるように、桜の花は1度寒くならないと咲かない。やはり厳しさを乗り越えて美しい花が咲く。まさに業界自体が厳しい状況にあるので、厳しさを乗り越えて美しい花を咲かせてもらいたい。ただ、桜も冬の間、現状のままじっとしているわけではなく、しっかりとつぼみを育てている。会員各社が今の段階でしっかりとつぼみを育ててもらいたい。全製工連としても中央の情報の発信はもとより、各県工組からのヒアリングもしっかりしながら運営したい」と改めて抱負を述べた。
 
【平成30年度実施事業】
1、一般事業
(1)組織の拡充と業界のPR ①未組織地区の組織化対策の実施②未加入地区に対する加入の勧誘③組合加入メリットのPR(各種中小企業施策利用)
(2)品種別専門委員会の活動の推進
(3)第58回全国大会(愛知大会)の開催
(4)技術開発活動の研究・推進
(5)経営に資する情報の収集と提供
(6)組合員名簿の作成
(7)ホームページの管理運営
(8)国家技能検定試験(製本作業)の普及・指導
(9)会員組合間相互交流の促進
(10)西日本製本協議会、全日本製本青年会への協力
2、新製本産業ビジョンの検証
3、製本産業個人情報保護体制認定制度(SAPPS)の普及推進
4、取引条件の改善対策推進
5、日印産連グリーンプリンティング認定制度の取得支援
6、国、政府機関などに対する諸施策の要望
7、(一社)日本印刷産業連合会への協力と会員団体の協調
8、出版、印刷、製本機材など関連団体との協調

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