2018年05月25日

イーストマン・コダック社が社会貢献活動の一環として取り組んでいる、識字率向上を目指す世界的なプログラム「Print for Good」プログラムについて、さらに拡大した展開をしていくことを発表した。

具体的には、児童数千人分の書籍および学用品を生産する印刷会社のボランティアネットワークを立ち上げ、世界でもっとも恵まれない状況下にある子どもたちを支援する。

この取り組みでは、プロセスフリープレート「KODAK SONORA」をはじめとする同社の持続可能な印刷関連製品が活用される。

 

同社のリチャード・リンド副社長は、その取り組みについて「当社の“Print for Good”プログラムに、世界中の印刷会社から参加表明を頂き、大変喜ばしく思う。すでに参加している印刷会社は、当社の持続可能なテクノロジーを活用して独自タイトルの児童向け書籍や学習用ノートを印刷して寄贈しており、その数は2000冊以上にものぼっている。こうした書籍と学用品は、現地の識字率向上支援団体、学校や現地の非営利団体の協力により、さまざまな地域に配布される予定となっている。これらの印刷会社は、2018年においてもこの取り組みに積極的に協力してくれており、印刷物の配布によって識字率向上運動を支援し、地域の活力を増大させるために一役買ってくれている。これらの活動により、印刷の価値と印刷業界の永続性も高められる。あらゆる点において“Print for Good(印刷を通じてより良い社会を築くという同社の企業理念)”であると言える」と述べている。

 

昨年はこのプログラムにより、ヨーロッパ、米国、ラテンアメリカ、アジア、中東などの各地域で暮らす何千人もの児童に3万冊以上の書籍・印刷物が届けられた。

また、このプログラムにより、▽ハイチの女児養護施設に図書館を建てるための資金を援助、▽イスラエルにおける2017年のPassover休日期間中に、経済的に恵まれない児童に祈祷用ブックレットを提供、▽本のサイン会と図書寄贈運動を世界中で主催--といった活動も実施している。

さらに、同社に勤める全世界の従業員が自身の暮らす地域の識字率向上運動を支援するためにボランティア活動にも従事し、その一例として現地の学校で実施される読み書き教育プログラムへの参加などをしている。

 

また、同社は今年からRoom to Readという団体と新たにパートナー関係を結ぶ予定。

Room to Readは、途上国における識字率向上と女子教育に取り組む国際的な非営利団体。

同社は同団体と協同して、インドのラジャスタンの小学校における読み書き能力育成プログラム開設を支援する。

これにより同地域では、安全で子どもにやさしい学習環境の利用が可能となり、児童の暮らす地域の言語で書かれた書籍が提供され、読み書き教育の最善策を身につけた教師および図書館員も配置される。

 

 

 

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