2018年05月21日

印刷インキワニス工業会(西澤吉樹理事長)は4月26日午後4時から、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で115人を集めて創立70周年式典・記念パーティを盛大に挙行し節目を祝った。

 

記念式典に115人が出席した

記念式典に115人が出席した


 

記念式典は、松井寿文実行委員長の開会のことばで始まり、西澤理事長が次のようにあいさつした。
 
「印刷インキワニス工業会は、戦後間もない昭和23年6月11日、印刷インキおよびワニス工業会の健全なる発展と戦後復興には同業者の協調が必要不可欠との判断から、先輩諸氏の努力により創立された。
この間の道のりはけっして平坦ではなく、オイルショックやバブル景気の崩壊、さらに東日本大震災の厳しい状況を乗り越えてきた。印刷業界も大きく変化しコンピュータの発展とカラーコピー機の普及およびペーパーレス化により、印刷分野(とりわけオフセット印刷・新聞印刷)は大幅に需要が減り続けている状況である。
こうした中で、化学産業である印刷インキ業界は、地球全体を取り巻く環境・安全・健康を目指さなくてはならない。日本の印刷インキの技術・性能は世界のトップクラスであるとの自負があるが、さまざまな課題もある。
印刷の高品質化、高速化、デジタル化、環境・安全面の要求も変化してきており、印刷インキもその対応に追われているが、東西の技術委員会の関係強化を図りつつ、対処していきたい」
 
続いて来賓紹介、感謝状贈呈、勤続優良従業員表彰、祝電披露が行われた。
 
多数の来賓の中から、松井一郎大阪府知事(代読)、池﨑博之大阪府ものづくり振興協会会長、作道孝行大阪府印刷工業組合理事長、川村喜久印刷インキ工業連合会会長が祝辞。
 
作道理事長は「貴工業会は昭和・平成と激動の時代をインキ業界の発展のために寄与してきた。印刷産業の一員として共通して言えることは、まわりから必要とされる団体であるということ。創立の理念を脈々と受け継ぎ、柔軟に対応されてきたからこそ、インキ業界に係わる人たちからも喜ばれ、支援されているのではないかと思う」。
川村会長は「貴工業会は結成以来、会員相互の福利増進や親睦融和を図るとともに、共通の課題に対してさまざまな活動を展開し、今日までインキ業界の発展に多大な貢献をされてきた。また創立から4年後の昭和27年には東京の印刷インキ工業会と連合会を設立して協力体制を構築、インキ業界が抱える共通課題に対し、協調して取り組み着実に成果を上げてきた。
昭和48年には印刷インキの安全性を確保するための自主規制、通称NL規制を制定したほか、翌49年には『印刷インキに関連する法令知識』を発行して印刷インキと法規制との関係性を解説して周知啓発を図り、会員相互の共通認識かつ企業活動に資する指標として現在まで受け継がれている。また、植物油インキマーク制度やインキグリーンマーク制度を創設しその普及に努め、環境負荷低減への活動を推進してきた。創立70周年という記念すべき年を新たな出発点と捉え、貴工業会がさらなる発展を遂げられることを祈念する」
 
受賞者を代表して元理事長の鈴木一巳氏が謝辞を述べ式典を終了した。
 
受賞者は、つぎのとおり。
■感謝状
【歴代理事長表彰】
村井史郎(シークス㈱代表取締役会長)▽井上治(元サカタインクス㈱専務取締役)▽鈴木一己(元サカタインクス㈱代表取締役社長)▽伴亨(富士インキ工業㈱代表取締役会長)▽吉川和男(内外インキ製造㈱代表取締役社長)▽西澤吉樹(三星インキ㈱代表取締役社長)
【歴代副理事長表彰】(過去10年)
大石壽(元大阪印刷インキ製造㈱常務取締役)
▽木田宏(元大阪印刷インキ製造㈱取締役)
【技術委員会・委員特別功労表彰】
技術委員会
【永年功労者表彰】
中村博明、尾﨑美子(印刷インキワニス工業会事務局)
■優良従業員表彰
沖田賢次、末廣尚史(猪名川顔料㈱)▽坂口寛、鳥羽瀬美貴、野下素子、福井博文、楠田良輔(大阪印刷インキ製造㈱)▽坂本茂雄、若木正、佐藤義秋、堀井一弥、児玉八朗、樺澤良夫(㈱昭和インク工業所)▽瀬戸賢一(大日精化工業㈱)▽北本治、江口宏吉(大洋インキ製造㈱)▽梶原貴之、片山成人(内外インキ製造㈱)▽鶴﨑信之、七條吉行、迫田勝也(富士インキ工業㈱)▽関西一志、北川安春、玉井靖啓、松吉孝男(マツイカガク㈱)▽松本守、勝田治一郎(都インキ㈱)▽橋長譲、森康浩、長谷行洋、長谷敏貴、阿形宣之、塩田吉紀、林田啓、木村英司、川口智幸、法心昌仁(三星インキ㈱)
 
 

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