2018年05月25日

全国グラビア協同組合連合会(田口薫会長)は、原油価格の影響を受けて、軟包装資材がここ数年来高騰し続け、10%以上の値上がりとなっており、さらに物流コストも高騰して、もはや自助努力だけではコスト増を吸収できない状況になっていることから、このほど、得意先に対し、グラビア業界の窮状を訴え、理解を求める文書を作成した。
 

田口薫会長

田口薫会長

 
要請文書は、5月15日から組合ホームページにも掲載しており、業界内外にグラビア業界の窮状を訴えている。
 
今後は会員各社が自主的判断で得意先に配布し理解を求めていくとしている。
 
「軟包装資材の原材料費の高騰について」の文面は次のとおり。
「(中略)さて、ご高承のことと存じますが、当業界で使用の軟包装資材の原材料は、100%石油由来でありまして、基材のフィルム、印刷インキ等が原油価格の影響などを受け、ここ数年来高騰し続けており、10%以上の値上がりとなっています。
また、物流のコストも高騰しています。今後、中長期的にもこのような傾向は続き、資材調達コストなどを押し上げていくことが予想されます。このような厳しい環境の中、当業界ではコスト削減に取り組み、製品価格の維持に努めてまいりましたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました。
さらに、社会的責任として地球環境保全配慮と安全・安心を確保せねばなりません。
これらの原材料である原油価格の高騰は、当業界にとって製造原価を上昇させるものであり、倒産、廃業に追い込まれる者も増加し、今後、働き方改革等の加案検討も必要となって参りますし、経営は最悪の事態にあります。
当業界のお取引先の皆様におかれましては、当業界の直面している深刻な事態をご理解、ご賢察賜わり、格別なるご高配を賜りますよう切にお願い申し上げます」
 
 

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