㈱ミマキエンジニアリング(本社・長野県東御市、池田和明社長)は、平米当たりの単価が小巻ロールと比較して約2/3に抑えられるジャンボロール昇華転写紙「Mimaki Vision Jet-X」を5月から販売開始する。
テキスタイル市場における短納期での大量生産需要拡大にともない、インクジェットプリンターでの生産も高速化が求められている。
また、プリンター本体も大型化が進み、長時間印刷が継続できる長尺転写紙が必要になっている。
そこで同社では、ジャンボロール昇華転写紙「Mimaki Vision Jet-X」として1620㍉幅と1830㍉幅の2ラインナップを用意。
8300㍍巻以上のジャンボロール転写紙で坪量57㌘/平方㍍の薄口転写紙となっており、インク使用量の多いスポーツウエア、バナー、フラッグから、インク使用量の少ないファッション、ホームテキスタイルまで幅広い生地への昇華転写が可能。
さらに、幅の縮みや蛇行がなく、安定した搬送と印刷を可能にする。
なお、このジャンボロール昇華転写紙「Mimaki Vision Jet-X」は、Tiger-1800BおよびTiger-1800B MkⅡの昇華転写モデルで使用できる。