2018年04月17日

ATypI(=エイタイプアイ、非営利団体国際タイポグラフィ協会、Associtation Typographique Internationale。ジェリー・レオニダス会長)は2019年9月3日から7日までの5日間、東京で「ATypI 2019 TOKYO」を開く。テーマは「Rediscover‐変化と伝統の都市、東京でタイポグラフィを再発見しよう!」。ATypIカンファレンスは、タイプ・タイポグラフィの新たな可能性と普遍的な価値を世界に向けて発信する場となる。
 

IMG_2367来日した3人

左からスカリオーネ前会長、ビーヘアリー理事、レオニダス会長


 
ATypI 2019 TOKYO運営事務局(事務局長=森澤武士モリサワ常務)は4月3日午後5時から、東京・飯田橋のモリサワ東京本社で概要発表会を開き、同イベントの概要、プログラム、スピーカーおよびスポンサー募集の構想を明らかにした。懇親会も開催した。
 
森澤運営事務局長(ATypI 2019 TOKYO理事)は「ATypIを63回目にしてやっと日本に招致することができた。ホームタウンミーティングは開催の決まった国で必ず実施されている。クライアント、教育者、グラフィックデザイナーなど多くの方々に参加していただいてATypIを盛り立てていくための重要なイベントである。開催までまだ1年半あるが、皆様のお話をうかがいながら成功に導いていきたい」とあいさつした。
 
森澤武士運営事務局長

森澤武士運営事務局長


 
来日したジェリー・レオニダス会長、カリーマ・エル・ビーヘアリー理事(財務担当)、ホセ・スカリオーネ前会長をはじめ、アートディレクター・浅葉克己、字遊工房・鳥海修、武蔵野美術大学視覚デザイン学科教授・新島実、アドビシステムズ・山本太郎氏らATypI 2019 TOKYO理事の紹介も行った。
 
レオニダス会長、ビーヘアリー理事、山本太郎ATypI会員日本代表らが、ATypIの開催意義、ATypI TOKYO 2019の概要を説明した。募集要項などは順次発表される。2019年3月から受け付けるという。開催規模は500人から600人。スピーカーは70人程度。キーノートスピーカーは3人の予定。
 
レオニダス会長の話
「ATypIはいま世界にあるタイポグラフィの協会として最も古い歴史があり、最も国際的な協会である。当初はヨーロッパを中心としてスタートした。世界のグローバル化に伴い活動が国際的になり、現在では世界を対象として活動している。ヨーロッパからは遠いサンパウロでも開催した。2012年にはアジアで初めて香港で開催した。
ATypIは業界がどこへすすんでいくのかディスカッションする場でもある。
当初は書体の保護や権利に関心をもってそれに伴う活動をしていた。今日では書体の理解を深めるための教育にシフトしている。
タイプフェイスデザイナー、タイプグラフィを指導するタイポグラフィックの方々の教育ももちろんだが、他の分野のプロフェッショナルの方たちとの提携も進めている。
毎年、出版物という形で成果物を提供している。最近ではビデオも用意している。年間の活動のハイライトとなるのが年次の大会である。
タイポグラフィと書体、デザインのためのグローバルなフォーラムとして現在存在している。毎年350人から500人が参加している。リサーチ、レポート、教育など各界からスピーカーが参加している。
レクチャー、ワークショップなどさまざまなプログラムを展開している。展示会もある。
昼間の会議だけではなく、夕方から夜にかけてのプログラムも用意している。
同じ関心をもつプロフェッショナルの出会いにより、新しいビジネスやディスカッションが生まれる。ネットワークがよりグローバルに展開するための役にも立っている」

 

山本理事は「Rediscover‐変化と伝統の都市、東京でタイポグラフィを再発見しよう!」をテーマに開くATypI TOKYOのコンセプトを説明、世界の最先端の情報に触れることができると強調した。
 

山本太郎理事

山本太郎理事


 
 
https://www.atypi.org
 
 
関連記事:国際タイポグラフィ協会、「ATypI 2019 TOKYO」を19年9月に開催
 
 

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