2018年04月16日

印刷技術の確かな価値と銘打った「JP2018・ICTと印刷展」が、4月18・19の両日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開催される。今回は「『オンデマンドの時代』企業再生に生かす自動化の形」をテーマに、71社181小間の規模で行われる。JP産業展協会(西井幾雄会長)が主催し、大阪府、大阪市、大阪商工会議所、大阪府中小企業団体中央会、全日本印刷工業組合連合会、日本製紙連合会、日本洋紙板紙卸商業組合、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会が後援する。

 

会場のマイドームおおさか

会場のマイドームおおさか

 

JP産業展協会は今回、デジタル印刷機や既存オフセット印刷機の後加工を充足する簡便自動化機器を広範に集約することに注力して、関係各メーカーの出展を促してきた。
また小ロット、多品種処理の前提となる需要を獲得するためのアイデア製品の創出に新たな道を開くために、販促アイデア製品への関心を高めてもらう「販促アイデア館」を会場に新設する。
オフセットとデジタル印刷機の統合オペレーティングや、作業効率を高めるスケジュール管理、品質を維持する検査装置など、デジタル印刷機の自動化力をより高めるソフトソリューションを重視した、主催者選定メーカー5社によるセミナーも注目される。

 

JP展は、近畿圏の中小企業の技術と経営情報を提供する役目を担っている。

 

IGASやdrupaに見られる新技術や製品を通して、これから印刷業界がどのように変化し、その変化の中でどのような技術を、どのような形で取り込むことができるのか。多くの情報の中から自社に合った独自路線を見つけてもらうことがJP展の役割のひとつである。

 
1-3階会場マップ(PDF)

 

主催者選定セミナー

 
■4月18日午後1時00分~1時50分
▽富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ㈱
「利益を生む! ITを駆使してオフセット印刷とデジタル印刷を最大活用するには~新規ジョブを獲得する仕組みと、利益アップを実現するワークフロー~」(講師=
富士フイルムグローバルグラフィックシステムズワークフロー営業部部長 佐々木健至氏、富士ゼロックスグラフィックコミュニケーション事業本部開発統括第1商品開発部WFSoI開発Tチーム長 荻野賢氏)
[内容]
デジタル印刷機が多くの印刷会社に導入され、標準的な設備になりつつある。単にデジタル印刷機の機能や品質を訴求するだけでは差別化が図れず、新たな受注を獲得するのが難しくなっている。ITを活用し、オフセット印刷・デジタル印刷それぞれの特性を活かして、新規ジョブを獲得するための仕組みづくりと、「印刷業務の見える化」を実現するワークフローについて紹介する。

 
■4月18日午後2時00分~2時50分

▽キヤノンマーケティングジャパン㈱
「スマートな『ものづくり』を支援するキヤノンのワークフロー~はじめよう!スマート・ワークスタイル めざせ!  スマート・ファクトリー~」(講師=キヤノンマーケティングジャパンプロダクションシステム企画部チーフ 渡邊健一氏)
[内容]
スマートファクトリーのひとつの条件が、誰でも・簡単に・ミスなく・決められた時間内で“ものづくり”できることならば、受注から製造・配送に至るまでのすべての工程で、デジタルをうまく利用して、ワークフローがワンクリックで連鎖する自動化・省力化の仕組みづくりが不可欠。キヤノンの改善事例に基づく具体的な“ものづくり”の仕組みを紹介する。

 

■4月18日午後3時00分~3時50分
▽㈱メディアテクノロジージャパン
「ここまで進んだ連帳デジタルと加工機ソリューション」(講師=メディアテクノロジージャパンB・Ⅰ統轄部 松永邦愛氏)
[内容]
昨年の「JP2017・ICTと印刷展」に目的を持って来場した人へのアンケートで最も関心と注目度が高かった、「POD後加工の自動化機器の導入実績と現状」について、SCREENフルカラー連帳インクジェット「TP―J520」と、デジタル加工機の過去12年にわたる接続検証と運用事例を振り返り、さらに今、新たに立ち上がりつつある日本のデジタルインクジェットソリューションについて語る。
 

■4月19日午後1時00分~1時50分
▽富士ゼロックス㈱
「PODの常識を変える『富士ゼロックス Iridesse TM Production Press』~新次元の表現力を生み出す独自技術と、最新の活用事例~」
(講師=富士ゼロックスGCS事業本部開発統括部第2商品開発部 ジェネラルプロダクトマネージャー 栗田知一氏)
[内容]
昨年11月の発売以来導入が進んでいる「富士ゼロックス Iridesse TM Production Press」。ゴールド、シルバー、ホワイトなどの特殊トナーを使った高付加価値印刷や長尺印刷など、多彩かつ高品質の印刷表現が顧客のビジネスの差別化につながり、市場から高く評価されている。Iridesseの革新性について、新たに投入された独自技術や“ここだけの開発秘話”、最新の事例などを交えながら解説する。
 
■4月19日午後2時00分~2時50分
▽コニカミノルタジャパン㈱
「収益性アップのためのデジタル印刷工程における究極の自動化と省力化とは? ~事業拡大のために、今印刷企業のなすべきこととは~」(講師=コニカミノルタジャパンPPG事業本部企画管理部事業推進部部長 小山直仁氏)
[内容]
近年の多品種・少量生産・短納期および消費者の個人ニーズに合わせた印刷物が増加する中、ツールとしてのデジタル印刷機はすでに市民権を得ている。デジタル印刷工程におけるさらなる工数削減・効率アップを実践するための自動化や、省力化によるコストダウンが実現可能なソリューション群について導入事例を含めて紹介。
自社内の効率化・生産性向上だけではなく、新規事業への取り組みや販売促進活動拡大のためのヒントとして、枚葉IJ方式デジタル印刷機の活用や、デジタル加飾など新たな付加価値印刷の提案も合せて紹介する。
※聴講者希望者は、JP公式WEBサイト(http://jp-ten.jp)から申し込む。聴講券を発行する。定員70人。聴講料は無料。

 

販促アイデア倶楽部
 
4月19日午前11時から、マイドームおおさか3階セミナー会場で、「販促アイデア倶楽部発足会」が開催される。1社で解決できない問題について、同じ志を持つ仲間と一緒に解決しようというのがねらい。2月23日に開催した「販促印刷クラブ設立準備会」から1カ月以上経過し、参加者からは「新しい出会いにつながった」「仕事の交流が始まった」といった声も出ている。
多様化する顧客ニーズへの対応が求められる現在、情報伝達に携わる中小印刷会社が生き残っていくためには、自社の強みが共有でき、弱みを補完してくれるパートナーや経営感覚を刺激してくれる仲間づくりが不可欠となる。
JP産業展協会では、「販促印刷クラブ設立準備会」の反響をもとに、「販促製品」が生み出す「アイデア」の源泉と必要性をさらに掘り下げ、アイデアの向かう方向を拡大させる思索研究会として「販促印刷クラブ」を「販促アイデア倶楽部」と改め、具体策を見つけていく思索検討会の誕生を促している。
その一環として、「印刷営業とアイデアの形・需要を喚起するアイデア製品の在り方」をテーマに4月19日(木)午前11時からパネルディスカッションを開催する。
このため、今回のJP展で「販促アイデア館」を会場3階に設置し、アイデア製品を展開する企業を集約し、出展社同士の「アイデアトーク」の場とすると同時に、「販促アイデア倶楽部」の必要性を問うパネルディスカッションを開催する。
[開催概要]
日時=4月19日(木)午前11時00分~午後12時30分
会場=マイドームおおさか3階「JP2018・ICTと印刷展」セミナー会場
定員=50人(先着順、定員になり次第締め切る)
◆タイムスケジュール=11時00分~11時15分▽「販促アイデア倶楽部」発足に向けた事業計画の発表、11時20分~12時20分▽パネルディスカッション「販促アイデア商品の販路を拡大するためには?」。司会・田村慎太郎氏(感動会社楽通㈱)、パネラー・中野貴史氏(ソウルプロダクツ)、矢田幸史氏(㈲サンクラール)、吉川一生氏(㈲ハタヤ)、12時20分~12時30分▽会員募集の告知と受付
参加費=無料
 
※事前申し込みはJP公式サイト(http://jp-ten.jp/)で。

 
 

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