2018年04月06日

大日本印刷は、企業の活動の歴史をたどった“企業年表”の情報をタブレット端末やデジタルサイネージなどの多様な機器にグラフィカルな表示ができる「DNPデジタル年表システム」を開発し、2018年4月に提供を開始する。

 

導入企業等の担当者は、シンプルな操作によって、伝えたい相手や場所、表示機器に合わせて最適な年表画面を設定することができる。各企業のDNAともいえる成り立ちや強みの源泉などを表す“企業年表”を、企業のブランド価値の向上や社員教育などのコンテンツとして有効活用できる。
 
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企業の多くは周年などを契機として、創業からの歩みを振り返る記事や画像などのアーカイブ情報を収集・整理し、社史などにまとめている。しかしアナログとデジタルの資料が混在する膨大な情報を長い時間と手間をかけて集約しているにも関わらず、その情報を社史のコンテンツ以外に活用できていない場合が多く、企業のショールームや歴史施設、社員教育などに活かしたいというニーズもあった。

 
DNPは、企業や団体の社史・年史の企画・制作をはじめとする各種サービスを1960年代から提供し、収集した資料や情報のデジタルアーカイブを含めた技術やノウハウを培ってきた。その強みを活かして今回、企業が保有する文字・画像・映像などのアーカイブ情報を、高品質・高精細なデジタルデータに加工し、編集することで、年表情報をデジタルサイネージ用やタブレット端末用などに展開できる「DNPデジタル年表システム」を開発した。

 

同システムは、シンプルな操作でデータ登録や表示設定などができる“年表データ登録・管理アプリ”と、マルチデバイスでの最適表示を行う“デジタル年表ビューワ”の2つのソフトウェアで構成している。
 
企業等の担当者は、同システムを設置する拠点ごとに表示する言語やコンテンツを登録・設定し、使用するデバイスに合わせて最適な形式で表示することが可能。
 
主な特徴は次のとおり。
 
1.シンプルな構成で操作が簡単:“年表データ登録・管理アプリ”を使用することで、文字や画像、動画のデータ登録や登録データの修正・削除、使用言語の設定、表示する機器を設置した拠点ごとのコンテンツの切替などの操作が簡単に行える。
 
2.さまざまなメディア形式に対応:“デジタル年表ビューワ”は、iPadやAndroidタブレット端末、PC、大型のデジタルサイネージ等のさまざまな形式に対応し、マルチデバイスで最適な表示を行う。また、Windows10に標準対応しているさまざまな言語での入力と表示に対応している(アラビア語など、横書きで右から左に読む言語には対応していない)。
 
3.動画や画像を効果的に表示できるグラフィカルな年表:企業が保有する製品画像やPR動画などを活用することで、グラフィカルな年表を効果的に表示することが可能。
 
初期費用1,500万円(税別)から。
 
 

 
DNPは、企業のショールームや歴史施設等での展示、社員教育向けなどに「DNPデジタル年表システム」を提供する。また、関連するコンテンツ制作や社史データのコンテンツ管理システム「デュアルシーブ」、デジタルサイネージなどへの配信管理ソフトウェアなどと合わせて2020年までに売上5億円を目指す。

 

 

 

 

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