2018年04月06日

「進化するデジタル印刷―オンデマンド出版からバリアブル印刷まで―」展が3月24日から、印刷博物館P&Pギャラリーで開催されているが、それに先立ち3月23日に関係者を集めて、内覧会・レセプションが開催された。

 

オンデマンド印刷、プリントオンデマンドといった名称は業界外でもよく見かけるようになった。これらの「版」を使用しないデジタル印刷は、コンピュータで制作したデータを、デジタル印刷機を使って直接、用紙などに出力し、最近では出版印刷、商業印刷、パッケージ印刷などの分野で、幅広く活用されている。デジタル印刷によって、印刷物はどのように進化し、生活者の暮らしにどのような変化を与えたかをデジタル印刷によって製作された多くの作品で紹介する展示会である。
 

関係者を招いた内覧会・レセプション

関係者を招いた内覧会・レセプション

 

レセプションではまず、樺山紘一印刷博物館館長からあいさつがあり「活字離れという言葉を聞いて、活字がなくなったら印刷はどうなるんだろうと思ったのが、何十年も前のことだった。今度は版がなくても印刷が出来る、と聞いてそんなの無理だと思っていたが、各企業で広がっていった。こういう時代になり、デジタル印刷の最前線で活躍している人たちの力をお借りして、何かやってみようというのが、この展示会のきっかけだった。今ここにあるものが、明日にはもう新しい姿であらわれるという時代になってきた。ここにいる皆さんには、ここにあるものよりさらに新しい姿を見つけたら、ぜひ教えていただきたいと思う」と話した。

 

樺山紘一

樺山紘一館長


 
内覧会ではキヤノンのオンデマンドプリンターを使用して『北斎漫画』(印刷博物館所蔵)のデモンストレーションも行われた。
 
【開催概要】
会期=6月10日まで
会場=印刷博物館P&Pギャラリー(東京都文京区水道1の3の3トッパン小石川ビル)入場無料
開館時間=10:00―18:00
休館日=月曜日(4月30日開館)、5月1日
電話=03・5840・2300(代)
 
 

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