2018年04月06日

㈱桜井グラフィックシステムズ(本社・東京都、桜井隆太社長)は、4月18日から21日までの4日間、同社岐阜工場(岐阜県美濃市)で、第8回サクライ岐阜工場新技術発表会を開催する。同社では同発表会を、1年間開発してきた新製品・新技術の発表の場と位置付けている。今回は同社が長年蓄積してきたシリンダーのロータリー技術を応用した新製品をそろえている。また、メイン会場に加えA棟オフセット会場では、同社のオフセット印刷機4台が展示される。
 

印刷シート自動検査装置「MS―102INS」

印刷シート自動検査装置「MS―102INS」


 
出展される新製品や新技術などは次のとおり。
 
▽印刷シート自動検査装置「MS―102INS」(新製品)=同社の印刷機が持つ正確な搬送位置決め技術とウエブテック㈱の精巧なカメラ技術を融合させた枚葉の検査装置。不良品の識別だけでなく、集積された検査データを元に、不良品そのものの削減に貢献できるようになった。今回は印刷中の検査をインラインで行うシステムと検査のみをオフラインで行うシステムの両方を紹介する。
 
▽シリンダー型ロールツーロールスクリーン印刷機「MSDR―30」(新製品・2色ライン)=大手電機装置メーカーなどで採用されているシリンダータイプのロールツーロール印刷機。25μ㍍の薄フィルムに電導ペーストや機能性ペーストを細線で正確に盛ることができ、CCDカメラにより正確にアライメントできる機能でさまざまな分野に応用できる製品。今回は2色ラインを紹介する。
 
▽ロール機専用の縦型ターン乾燥装置「MSDR―30VTDRY」(新製品)=縦型ターン方式で1㍍程度の装置長ながら約20㍍のフィルムを収納できる乾燥装置。同社開発のエアーターンバー方式をすべての下部ロールに採用しており、フィルムの印刷面が搬送ロールに一切接触しない構造となっている。今回は、炉内の温度を150度まで上げられる仕様となっており、蒸乾インキだけでなく、電導ペーストの1次焼成にも利用できるようにしてある。
 
▽シリンダー型全自動スクリーン印刷機「MS―110DDS+CCD」(バージョンアップ)=同社のサーボドライブ型シリンダースクリーン印刷機の最高峰に位置づけられ、材料搬送時の傷を解消するとともに、段取り時間を短縮し、さらに操作性が向上したCCDカメラを装着した。また、労働環境改善に配慮したスマートカバー(局所排気、安全対策)も見られる。
 
▽ロータリー複合加工機「OL―266RCS」(新製品)=オフセット印刷機のロータリー技術を応用した加工(ヌキ、ハーフカット、ミシンなど含む)技術を2胴に拡張展開した製品。これによりさらに複雑な付加価値の高い加工を実現する。また、マグネットシリンダーの採用で抜き型刃の装着も容易に行える。
 
▽フラットベッド型全自動スクリーン印刷機「MF―80Ⅶ」(バージョンアップ)=幅広い材料サイズ、厚みに対応する平台式の全自動スクリーン印刷機。厚い材料(2㍉以内)に対して、インキジェットなどで対応不可なロット数を直刷りで毎時1000枚で印刷が行える。今回は、搬送時の傷対策と自動印圧0点調整装置の追加に加え、センサーアライメント機構を新開発した。
 
▽サクライフィルムイメージセッター「SIS―2800」=スクリーン製版向けにシンプルでコストを抑えたフィルムイメージセッターとなっている。ロールフィルムの搬送、露光、現像処理、カットまでを完全自動で行え、508㍉×660㍉までのロール幅に対応している。
 
▽四六半裁5色片面印刷機+LED―UV乾燥機「OL―580SDC+LED―UV」▽菊全判2色両面兼用機「OL―2102EPⅡ」▽菊半裁2色片面専用機「OL―266SI SP」(セミパイル仕様)▽菊半裁2色両面兼用機「OL―266SIP LP+ナンバー」(ナンバー装置付)
 
 

PAGE TOP