2018年02月27日

全国青年印刷人協議会(惠勇人議長)、全国印刷緑友会(杉山喜久尚会長)、日本グラフィックサービス工業会青年部SPACE-21(佐藤元代表幹事)の3団体で構成するPrintNext2018実行委員会(山本素之実行委員長)が主催する、青年印刷人が印刷産業の未来を議論するイベント、「PrintNext2018」が2月10日、大阪市北区の大阪市中央公会堂で開催された。2年ぶり8回目の開催となる今回は「強い会社になる為に、そして企業を永く継続する為に」のテーマのもと、全国から600人の青年印刷人が集い、全国のブロックごとにビジネスモデルを競い合う「プリネクカップ~大阪の陣~」を通じて、新たな時代へ挑戦する契機とした。
 

全国から600人の青年印刷人が集った

全国から600人の青年印刷人が集った

 
当日は午前10時15分から「パートナーズセッション」と題し、PrintNext2018パートナー企業12社が「強い会社」になるためのソリューション提案や事例紹介を行った。パートナー企業12社およびプレゼンテーマは次のとおり。
▽大塚商会=「大塚商会POD推進部の活動 そして大切にしている『理念』」▽キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ=「キヤノンが考える『PrintNext2018』▽コダック合同会社=「お客様のマーケットを知り、売れるプロモーションを企画する」▽コニカミノルタジャパン=「顧客マーケティング支援とプリント創造」▽小森コーポレーション=「KOMORIのチカラ~枚葉、輪転印刷・デジタル印刷・PESP事業~」▽日本HP=「進化は止まらない、HP Indigoデジタル印刷機は更なる高みへ」▽富士ゼロックス=「富士ゼロックスプロダクションカラープリンターイリデッセプロダクションプレスのご紹介」▽富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ=「VALUE FROM INNOVATION」▽メディアテクノロジージャパン=「明るい未来、強い会社」▽モリサワ=「クラウド対応レイアウトエンジン『LayoutSquare』」▽リコージャパン=「強い会社になるためにどんなお役立ちが出来るか」▽リョービMHIグラフィックテクノロジー=「RMGTが目指すパートナーシップ」

 
午後12時30分から行われた式典で、主催者を代表してあいさつに立った山本実行委員長は「今回のテーマは、『強い会社になる為に、そして会社を長く継続する為に』ということで、今まで会社を続けてきた事実があり、われわれはこれから会社を継続していくという覚悟がいる。その覚悟を持つためには自ら仕事を作っていくことが大事である。そこで、全国8ブロックの代表者に自らテーマを設定・企画し、実践してきた活動の成果を発表してもらう。その中に何かヒントがあると思うので、そのヒントを自分の会社に持ち帰って活かしてもらいたい。ぜひ、プリントネクストを全員で盛り上げてもらいたい」と趣旨を強調した。
 

山本素之

山本素之実行委員長


 

引き続き、今大会テーマである、「強い会社になる為に、そして企業を長く継続する為に~強い会社とは何かを見出し、次世代に自社が魅力的な会社と思わせてやる。」に基づき、印刷に係わる仕事をしている人の子供を対象に、子供が成長した時に、印刷がどのような存在になっているかを親子で共に語り、共に考え、作品を創ることにより、印刷業界のたすきを未来の方々につないでいくことを目的として企画した「親子で語ろう未来の印刷」コンテストの表彰式を行った。
 
同コンテストには、全国から81作品の応募があり、厳正な審査により、最優秀賞に杉山京士郎くんの「生物体内透視スキャンと同材質3Dプリント装置」が選ばれた。また、優秀賞に浜田優さんの「限界のない印刷の世界」、ユニーク賞に青木麻奈さんの「うちゅうのいんさつ」、プリネク賞に石橋芽未さんの「遠くの友達へメッセージ」、親子賞に萩原祥花さんの「小説 未来の印刷屋」がそれぞれ選ばれた。最優秀賞を受賞した杉山京士郎くんにはユニバーサルスタジオジャパン1DAYペアチケットが贈られた。
 
午後1時15分から今回のメインコンテンツである実践型特別企画「プリネクカップ~大阪の陣~」が行われ、今大会のテーマである「強い会社」になるために全国8ブロックで自らテーマを設定し、企画・実践して得た知識や見識などを発表した。そのあと企画・チームワーク・達成度の観点から各ブロックを評価するため、来場者によるスマートフォンを使った投票を行った。
 

各ブロックのテーマは次のとおり。
▽北海道ブロック=「LGBT 企業の人材不足に新たな視点を!」
▽東北ブロック=「私たちが創る!これからの印刷、これからの東北」
▽関東甲信越ブロック=「社会問題を印刷で解決できないか?新しく仕事を創るとは」
▽東京ブロック=「ビジネスを楽しもう♪製造業がサービス業やったらこんなんなった!」
▽中部ブロック=「もっとあんこを食卓に!」
▽四国ブロック=「地域活性化を目指した高知市中心街便利マップ作成プロジェクト」
▽中国ブロック=「意外に知らない!?歯科医療現場を支える職人」
▽九州ブロック=「いいね!UPプロジェクト」
午後6時からの懇親会で、あいさつに立った山本実行委員長は「本日は地方からも大勢の青年印刷人が参加している。ぜひ、積極的に交流を図るとともに情報交換してもらいたい」と呼びかけた。
来賓を代表して作道孝行大阪府印刷工業組合理事長があいさつしたのち、岡達也大阪グラフィックサービス工業会理事長の乾杯発声で開宴した。宴半ば、「プリネクカップ大阪の陣」の表彰式が行われ、東京ブロックが最優秀賞に輝いた。また、「企画賞」に東北ブロック、「チームワーク賞」に九州ブロック、「達成賞」に関東甲信越ブロックがそれぞれ選ばれた。
 

企画賞 東北ブロック

企画賞 東北ブロック


 
チームワーク賞 九州ブロック

チームワーク賞 九州ブロック


 
達成賞 関東甲信越ブロック

達成賞 関東甲信越ブロック


 
青年組織4団体で合同イベント
■2004年
2月21日 全国青年印刷人協議会、全国印刷緑友会、日本グラフィックサービス工業会SPACE-21、日本青年会議所印刷部会の印刷関連業青年組織4団体が、東京で合同イベント「PRINT4」を開催
■2005年
2月12日 第2回PRINT4を大阪で開催
■2007年
1月27日 全国青年印刷人協議会、全国印刷緑友会、日本グラフィックサービス工業会SPACE-21、日本青年会議所印刷部会の4団体に日本複写産業協同組合連合会青年部が加わり、名称を「PrintNext」に刷新して宮崎で開催
■2010年
2月5・6日 日本複写産業協同組合連合会青年部に代わり、全日本紙器段ボール箱工業組合連合会青年部協議会を加えた青年部5団体が運営する合同イベントとして、東京で「PrintNext2010 in TOKYO」を開催
■2012年
2月4日 パシフィコ横浜で、「Act for Japan~希望の未来へ。Insatsuがつなぐ日本の絆~」をテーマにPrintNext2012を開催
■2014年
2月15日 名古屋・ウインク愛知で「常識をぶち壊せ!当事者の時代~新たな価値観と知識、判断力が、これからのInsatsuの未来を創造する~」をテーマにPrintNext2014を開催
■2016年
2月6日 東京・大手町サンケイプラザで「新しい価値創造への挑戦~印刷から始める、日本の新時代~」をテーマに、PrintNext2016を開催
 

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