2018年02月20日

マンローランド ジャパン㈱(本社・埼玉県戸田市、サーシャ・バンセマー社長)は2月19日、マンローランド・シートフェッド社でアジア地域サービス統括本部長を務めるエドワード・ラコウスキー氏が来日したことを機に、同社会議室で記者懇談会を開催した。

この会では、菊全判印刷機のフラッグシップモデルとなる「ROLAND700EVOLUTION」の導入ユーザーに対して提供される同社のサービス内容について説明した。

 

そのサービスは、「ROLAND700EVOLUTION」導入ユーザーに対して提供する同社の標準サービスメニュー「プロサーブ360°パフォーマンス」。
印刷機導入からの2年間について、▽印刷機の点検を毎年実施、▽印刷機のメンテナンスを毎年実施、▽機械の稼働停止要因になり得る点をリモート診断によって事前に分析し、能動的な対応やメンテナンスをするサービス、▽24時間対応のトラブルシューティングに対応するリモート診断サービス、▽印刷機の生産稼働状況に関する詳細な分析データレポートの提供と、さらなる効率向上案の提案、▽期間中にスペアパーツを要した場合の提供--をすべて無償で行う。

ProServ_360_PERFORMANCE_JPN

点検とメンテナンス(2年間で各2回)については、あらかじめ設定したタイミングで計画的に行われ、すべてのモーター、メイン駆動、ポンプ、ブロワー、パウダー装置、ドライヤー装置といった印刷機および付属装置の状態をチェックして、必要があれば修理も行う(その際にスペアパーツを使ってもそのパーツは無償)。

また、納入したすべての印刷機はドイツ本社のサービス部門とオンラインで繋げることができ、リモート診断(2年間で5回)によるトラブル予防策の提案や、万一のトラブルが起こってしまった時に迅速かつ的確な対応ができるリモートサービス(日本法人を経由して連絡をするので日本語対応が可能)も受けられる。

 

ラコウスキー氏

ラコウスキー氏

さらに、印刷機の稼働データを収集して詳細に分析することもできることから、そのレポートを定期的にユーザーに提供(2年間で4回)する。

このレポートには、刷版交換時間・回数、準備時間、刷り出し時間、生産時間・数量、洗浄時間・回数、稼働・休憩・停止時間、損紙量をはじめとしたあらゆる生産情報を収集でき、その数値を基にOEE(総合設備効率)やKPI(重要業績評価指標)といったわかりやすい形でユーザーに提供する。

このレポートを通じて印刷機の稼働状況をユーザーと共有して、その数値や印刷機の仕様に基づいた改善提案も行うほか、世界中で稼働している同型の印刷機と稼働効率の比較をすることもできる。

 

ラコウスキー氏はこのようなサービスの提供について、「せっかく導入した印刷機なので、効率良く、高い生産性をもって使ってもらいたいという思いが根底にある。もし導入後に効率や生産性が上がらない際に、我々はこのサービスによって得られる情報をもってユーザーと状況を共有して、改善活動の手助けをしていきたい。また、導入から2年が経過した後でも、有償でこのサービスを継続してもらうことは可能となっている。さらに、“ROLAND700EVOLUTION”以外の機種のユーザーでも、有償でこのサービスを提供することができるので、ぜひ活用してもらいたい」と述べた。

 

 

 

技術・製品-関連の記事

PAGE TOP