2018年02月16日

富士精版印刷㈱(本社・大阪市淀川区、吉賀文雄社長)の協力会社37社で構成する「富士会」の平成30年度、第53回目となる懇談会が2月1日午後6時から、会員をはじめ同社幹部社員ら125人が出席して大阪・淀川区のメルパルク大阪で盛大に開催された。
 
会は遠藤直樹取締役の司会で始まり、都合により欠席した石川忠会長からの「日ごろのご愛顧の感謝と、社長の吉賀を中心にがんばるので、引き続きご支援ご協力のほどお願いする」とのコメントが披露された。
 
あいさつに立った代表世話人の伊澤鉄雄日本紙パルプ商事㈱常務執行役員・関西支社長は「印刷業界はすそ野の広いユーザーを有し印刷業界にとっても良い1年になるものと期待している。印刷業界では技術競争が厳しく、口で言うほど簡単ではないが、富士精版の日々の弛まない努力が必ず成果に繋がるものと確信する。昨年の総会で吉賀社長が再登板し石川会長、吉賀社長の強力な体制が復活し、富士会としても今まで以上にバックアップしていきたい」と述べた。
 
 

伊澤鉄雄

伊澤鉄雄代表世話人


 
 

吉賀文雄社長「飛躍の第1歩の年に」

 
続いて吉賀社長が次のように決意を述べた。
 
「企業は今まさに将来を見据え事業構造を見直し、変革している。総合通販会社は紙媒体からネットへの販売形態の変化、製薬会社は薬価の毎年改定などで利益体質が厳しくなり、MR(医療情報担当者)の大量のリストラや事務部門は関連会社へ出向、メガバンクは店舗や人員削減、自動車業界はガソリンから電気への主役交代など枚挙にいとまがない。
印刷業界も間違いなく構造変化が起きている。機械サプライヤーはこぞって可変データを使用し、小ロットや中ロットの製造に適するデジタル印刷機の拡販へ向かっているように思う。さらに、インクジェットのインキ価格が大幅に下がれば、大型のデジタル印刷機も含め飛躍的に伸びると思う。
印刷業界の構造変化は、成長のチャンスでもある。その変化を知り、未来を創造していくという強い思いを持ち、とことん考えて取り組んでいきたい。日頃、社員に伝えているビジョンは『私たち富士精版印刷は、成功を収め続ける企業でありたい。そのためには、変化に対応し、さらに変革と挑戦を行います』である。
弊社のユーザーはいろいろな業種で活躍されている。ユーザーのことを考え、満足していただく製品、情報、サービスを、より一層工夫して提供すれば、永続的に発展できると考えている。自らの強みを生かし、皆さんの力をお借りしながら、業務改革を行い、社員とともに飛躍の第1歩の年にしたい」
 
 

吉賀文雄社長

吉賀文雄社長


 
 
次いで小森善治㈱小森コーポレーション会長が登壇。印刷業界の現況について「印刷業界は厳しいが、自ら改革、変革していくことが重要。そのためのキーは“つなげる”。富士会にはいろいろな業界の人がいる。いろいろな話、情報を聞き、それを各企業に持ち帰ってつなげていく。人と人、技術と技術、あらゆるものがつながる時代になった」と述べるとともに、乾杯の音頭をとり開宴となった。
 
和やかな雰囲気で宴は進み、川村喜久DICグラフィック㈱取締役会長のあいさつのあと三本締めで散会となった。
 
 

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