2018年02月06日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱(本社・広島県府中市、広川勝士社長)は2月6・7日の両日、同社東京ショールームで「NEW YEAR SHOW2018」を開催している。

多くの来場者が訪れているこのショーでは、「人を援(たす)ける印刷機」をテーマに、新開発の製品や技術、機能を紹介している。

 

940ST-4+LED-UVの実演

940ST-4+LED-UVの実演

その中でも来場者の注目をもっとも集めたのが、「LED-UV印刷システム」を搭載したA全判4色印刷機「940ST-4+LED-UV」の稼働実演。

同機にはオペレーターを援けるシステムの1つとして、最終ユニット後の上部に設置したCCDカメラによって、▽全紙の欠陥検出、▽OKシートの濃度値を登録すると、その後の全紙のカラーパッチの濃度を読み取り、色にブレがあれば印刷機のインキキーを自動制御、▽全紙の見当パッチを読み取り自動見当調整――をする印刷品質管理システム「PQS-D」を搭載しており、本刷りを開始してから刷了までの挙動を印刷機自身が完全に制御。

もし仮に印刷物の欠陥を検出した場合は、フィーダーボード上で1枚1枚の用紙の余白部にインクジェット印字した数字で表示されるので、欠陥がある印刷物だけをすぐに抜き取ることができる。

また、印刷オペレーションスタンドのモニターには、フィーダー、フィーダーボード上、排紙部の3ヶ所に設置したカメラの映像を表示できるので、オペレーターはその場にいながら各部の状況を把握することもできる。

そのほかに、全自動刷版交換装置によるジョブ替え、静電気除去器による用紙搬送の円滑さ、機上現像方式のプロセスフリープレートの使用といったメリットの説明を交えながら、4色の包装紙印刷の実演を行った。

 

1050ST-5+LED-UVの実演

1050ST-5+LED-UVの実演

菊全寸延び判5色印刷機「1050ST-5+LED-UV」の実演では、アルミ蒸着紙を使い、最初に白インキだけを印刷してLED-UVによる即乾後、2パス目でCMYKの4色を印刷する付加価値創出法を提案した。

 

同社の印刷機群のほかにも各種資機材や周辺機器の紹介コーナーが設けられ、各種CTPおよびプレート、高感度UVインキ・洗浄剤、印刷品質検査、湿し水ろ過装置、静電気除去器、筋押し加工機、フィルムラミネーター、LED-UV乾燥装置、レーザーカッター、工場省電力システム、マシンオイルなどの提案も行われた。

 

併催セミナーでは、▽中堅・中小企業のためのM&Aセミナー、▽印刷工場向け 設備更新・再生可能エネルギーの活用事例をご紹介、▽日本発!石灰石から生まれた紙・プラスチックの代替となる新素材LIMEX--を演題とした各講演も行われた。

 

 

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