2018年01月29日

富山県印刷関連団体協議会(代表=楠行博富山県印刷工業組合理事長、㈱タイヨーパッケージ社長)は1月12日、富山市大手町のANAクラウンプラザホテル富山で「平成30年新年互礼会」を開き、130余人の参会者が新年を寿いだ。互礼会に先立ち「新印刷会館竣工を祝う会」を開き、竣工間近い新印刷会館「パレット(PALET)」の概要を明らかにするとともに、建設協力者への感謝状贈呈、愛称命名者などを表彰した。

 

130余人の参会者が新年を寿いだ

130余人の参会者が新年を寿いだ

 
開会にあたり楠代表は別掲のとおりあいさつし、情報発信の基地、印刷業界のシンボル、金字塔としての印刷会館の意義を強調した。
 

楠行博代表

楠行博代表

 
多くの来賓を代表して衆議院議員・田畑裕明、富山県理事商工労働部次長・猪俣明彦の両氏が祝辞を述べた。

 
新印刷会館建設に当たって尽力した、土地提供者・原田英博(東京都在住)、建設会社・前田建設社長・前田康夫の両氏に楠代表が感謝状を贈呈した。

 
また愛称募集で最優秀賞に選ばれた田中勝章(大栄印刷制作部)、ロゴタイプを制作した山本美鈴(富山スガキ企画制作部)の両氏を組合会館建設委員会委員長・須垣貴雄副理事長(富山スガキ社長)が表彰した。

 
須垣副理事長が写真を交え、新印刷会館の概要、目的などを説明した。
 

須垣貴雄副理事長

須垣貴雄副理事長

 

新会館の愛称「PALET」は、印刷産業に関係する言葉の頭文字、プリンティング(印刷)/パブリケーション(出版)のP、アドバタイジング(広告、宣伝)のA、ランゲージ(言葉)/レター(文字)のL、エコロジー(環境)のEに富山のTを合せた造語。言葉の響きから、絵画で使用するパレットが連想される。パレットの中で必要な色が作られるように、新しい印刷会館が時代に合ったアイデアをたくさん生み出せる場所になるとよい、との思いが込められている。

 

新会館は鉄骨造り2階建て。1階がホール・小会議室(12人)・事務室など、2階が会議室(30人)となる。駐車場は12台分を備える。

 
商工組合中央金庫富山支店支店長・垂石享氏の音頭で乾杯し、祝宴に移った。
 
歓談の続く中、次回幹事の富山県洋紙会・若林啓介代表(若林商店社長)が中締めを行った。
 

来年の新年互礼会は1月8日、富山第一ホテルで開催の予定。

 

楠行博代表あいさつ「誇りと名誉と印刷業界のため」

 

旧印刷会館は昭和45年に全国で11番目の印刷会館として建設された。
 
印刷業界の発展を願い、信じて印刷会館を建設したと思う。7年前に老朽化した印刷会館をどうするか、という問題提起をされてからずっと考えてきた。富山県の印刷業界のシンボル、情報発信の基地としての印刷会館の機能は何か。印刷業界発展のためにどういう理念空間、機能が必要か考えてきた。
 

とどのつまりは印刷組合の存在意義、将来の印刷産業について考えることであった。

 
印刷組合は加入会社の皆様にさまざまなテーマ、指針を発表し、情報を提供している。研修も行っている。テキストも配布している。それらは十分に活用されているだろうか。印刷会館はほんとうに作らなければいけないのだろうか。そういうことも考えた。

 
つきつめて、省いて省いた結果、印刷を生業として人生のすべてをかけて努力してきた私たち、先人たちの誇りと名誉と印刷業界のために、富山県の印刷産業のシンボルである印刷会館は存在させなければならないと強く思った。誇りと名誉と印刷産業の発展をつぎの世代に継承していくために、印刷関連の皆様にはあえて協賛をお願いした。
 

印刷会館は、印刷組合だけのものではなく、皆様といっしょに使用・運営し、印刷産業のために使っていきたいと思った。印刷組合加入会社の皆様には、印刷会館建設の出資に感謝する。これからも印刷産業、印刷業界、印刷組合のためにご協力をお願いする。
 
印刷組合の事業・活動をあまり理解していない組合員のことが心配である。毎日努力して仕事をしている。
 
今年も去年と同じことを続けていくのだろうか。業態変革の努力なしでいいのだろうか。日本経済の成熟、メディアの多様化で印刷業界は変わらなければいけない。
 
印刷組合から発信している指針、テーマ、研修に興味をもっていただきたい。印刷組合の取り組んでいることを理解せずに組合のメリットがないなどといわずに、改めて組合の事業を見ていただきたい。
 

 

竣工間近い新印刷会館「パレット(PALET)」

竣工間近い新印刷会館「パレット(PALET)」


 
 

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