2018年01月29日

長野県印刷工業組合(清水光朗理事長)は、1月11日午後6時から松本市のホテルブエナビスタで平成30年新年祝賀会を開き、組合員、来賓、関連業者ら161人が賀詞を交歓した。

 
祝賀会は、松本支部の堤典義氏の司会進行で、犬飼勝忠副理事長が開会の辞を述べて始まった。続いて、清水理事長が要旨次のとおり年頭のあいさつを述べた。
 

清水光朗

清水光朗理事長

 
「平成も30年の節目を迎え、来年5月には元号が改められる。振り返ってみると、長野県の経済は長野オリンピックまでは上向きでオリンピック後もその余韻がしばらく残っていたが、その後は失われた20年と言われるように経済的に非常に長いトンネルに入ってしまった。中小印刷業も暗く厳しいトンネルを歩き続けてきた。先達から培った印刷技術を核にして新たな技術に向かって歩を進めていかなければいけない。年末のニュースで有機LEDの開発に最新のインクジェット印刷技術が活かされていることが紹介されていた。われわれも今までと同じような形で仕事をしていると厳しい状態が続いていくことは否めない。しかし、新しい視野で印刷技術をみれば新たな世界が広がってくる。ぜひ、広い視野を持って印刷技術を改めて見直し、それぞれ新しい世界に向けて歩を進めていかれることを期待している」

 

来賓を代表して宮下一郎衆議院議員・自民党中小印刷産業振興議員連盟事務局長と坪田明男松本市副市長が祝辞を述べた。とくに宮下氏は「人口減少を乗り越えて日本が発展するためには、東京一極集中を是正して地方で暮らす人をもっと増やすこと、そして地方の地域の中小企業が前向きに生産性向上と技術革新に取り組むことが必要である。前向きな取り組みの仲立ちをして、皆さんの後押し、旗振りをしていただくという意味でも印刷産業の皆さんにはこれからますますご活躍をいただきたい。中小印刷業がとくに官公需において優先してしっかり受注していただき、単価についても適正価格での取引を実現し、さらに皆さんが知恵を絞って作られたコンテンツの著作権が認められ、皆さんの下にそのコストがしっかりとどくように様々な制度改革もしていかなければならないし、地方自治体におけるそうした対応もしていかなければいけない。政治の立場でもしっかり応援団としてがんばっていきたい。皆さんにとって様々な面で前向きな取り組みの一歩となる素晴らしい年になるように祈念している」とエールを送った。

 

 
このあと、技能五輪国際大会「印刷職種」日本代表報告が行われ、昨年10月にアラブ首長国連邦・アブダビで開催された「第44回技能五輪国際大会/印刷職種」で「第4位敢闘賞」に入賞した日本代表選手の早瀬真夏さん(亜細亜印刷㈱)と藤森英夫社長が登壇。早瀬さんは「出発前にこの場所で金メダル宣言したが、4位敢闘賞という結果で大会を終え、とても悔しいが、大会自体はとても楽しく、自分の力を十分発揮できた。この経験はこの先の人生の中で自分の大きな糧になるものと信じている。印刷の世界でまだまだできることが自分には沢山あると思うので、一人前の技術者になれるよう日々努力したい」と新たな決意を述べた。
 

早瀬真夏

早瀬真夏さん


 
務台俊介衆議院議員・自民党中小印刷産業振興議員連盟所属議員の音頭で乾杯し開宴。祝宴はお楽しみ抽選会などで大いに盛り上がった。

 

 

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