2018年01月16日

山岡景仁理事長

山岡景仁理事長

 

私ども印刷工業企業年金基金は、今年で設立3年を迎えることとなります。その間、皆さまには企業年金制度のご理解とご協力を賜り、この場をお借りして、厚くお礼申しあげます。

 
さて、昨年の基金事業については、4月に各加入者掛金に対し1・5%の利息を付して仮想個人勘定をお知らせしました。また、7月に改正個人情報保護法の対応や年金資産の運用目標を2・5%とする政策アセットミックスの策定などを行ったところです。
資産運用については、好景気や米国などの株高を反映し、平成29年11月末現在(時間加重収益)で内外株式は約20%、内外債権は1%の利回りとなり、安定的な資産運用を目指す当基金でもトータルで実質約6%の利回り(修正総合収益)を確保し、全体的には大変良い年となりました。

 
今年の経済は、IMFやOECDの世界経済見通しも約3・7%前後の経済成長が見込まれ、昨年よりも経済活動は世界的に上昇する内容となっています。相場格言に戌年は「戌笑う」といわれ、市場が活況を呈し笑いが止まらない年とのことですが、当基金は、その恩恵を受けつつも低リスク・堅実な運用に努めて参りたいと考えております。

 
将来に目を向けると、私たちの平均寿命はこれからも伸びてゆき、親の世代と比べ長い老後を過ごすことになります。しかし、人口減少社会に進むなかで税制改正や年金・医療・介護などの厳しい制度改正がプログラム化されています。一方、企業年金は、そのような公的年金制度の補完としての役割があり、私どもはその責務を果たすべく、事業運営をしっかり行って参る所存です。
最後に、当基金は、キャッシュバランスプランと言われる資産運用のリスクが事業主、加入者の一方に偏らず、低リスク、低負担の企業年金であります。「マイナビ」の学生就職モニター調査を見ると企業の「給与・福利厚生」に注目する学生のポイントは大きく伸びているとのことです。優秀な社員獲得や定年年齢の引き上げなど人事マネジメントからも企業年金は有用でありますので、未加入の皆さまに企業年金へのご加入をお願いするとともに、皆さまのご健勝とご発展を祈念いたしまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

 

 

 

 

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