2018年01月15日

大野亮裕

大野亮裕会長

昨年の世界情勢はアメリカのトランプ政権の発足とともに、国際協調の乱れが現実のものとなりました。ポピュリズムの拡散が一旦は落ち着きを見せたものの予断を許さない状況にあります。また北朝鮮の核やミサイルの問題、ISの中東やテロ・移民難民の問題、南シナ海や東シナ海問題等、地政学リスクが波乱の芽となる可能性を秘めています。世界経済は、アメリカの景気拡大にけん引され、欧州・新興国も成長拡大しています。日本では輸出の好調を背景に、上場企業は過去最高益を更新しています。

 
しかしながら、中小企業では倒産件数は減ってきているものの休廃業・解散といった件数は高い水準で推移しているのが現実です。アベノミクスが成功しているのか、そうでないのかは、おそらく意見の分かれるところでしょう。世界の経済が金融の緩和に過度に依存し金利が下がり続ける局面は終わりを告げている。政府や日銀が動いて物価がきまるのではないことは、この安倍政権の5年の歳月が証明しています。

 
全製工連で2014年2月に発行した(製本産業ビジョン2018)も最終年となりました。まさに検証の1年となります。また、トラブルの未然防止や経営の実践に即した問題解決に向けた冊子(製本経営トラブル対策ハンドブック・製本虎の巻)の改訂版を考えております。第3回目のアンケート調査を実施し特に製本に係わるクレームと過剰品質問題を掘り下げていきたいと考えております。

 
また、本年は名古屋におきまして第58回全製工連愛知大会が9月1日に開催されます。
愛知工組の理事長をはじめとする役員・組合員の皆様にご苦労をおかけしておりますが、全製工連一丸となって製本業界の力を結集し将来につなげる大会にしたいと思っておりますので皆様のご支援とご参加をよろしくお願いいたします。

 
本年も製本業を取り巻く環境は厳しいものになると思いますが、組合員並びに関係各位のご支援ご協力を仰ぎながら、組合事業を推進してまいりたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
終わりに、皆様のご事業の発展とご健勝を祈念いたしまして新年のごあいさつといたします。

 

 

 

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