2018年01月15日

山田雅義

山田雅義会長

昨年の日本経済は、政府の経済政策などにより、企業収益や雇用環境が改善され、設備投資にも持ち直しの動きが見られるなど、緩やかな回復基調が続きました。世界景気の回復や円安など外部環境の改善により、多くの企業が大きく業績を伸ばしています。また政府が大きなテーマとして掲げた「働き方改革」にも各企業が力を注いだ一年でもありました。長時間労働の是正をはじめ、柔軟な働き方を推進し、人口の減少や人手不足などの直面する課題に対し、積極的に取り組んできました。
このような中、印刷工業会は「印刷を魅力ある業界に」をスローガンに掲げ、12の部会活動を中心に活動してきました。「女性活躍推進部会」では昨年末、3つの分科会活動の報告会を行い、会員企業のトップの方々へ提言を行いました。今後も分科会活動を通じて会員企業の皆様からご意見をいただき、印刷業界全体へ水平展開させていきたいと考えています。
各営業部会の活動としましては、作業環境や労働環境の変化に対応するため、各業界団体や関連企業とも連携を強化しながら課題解決に向けた活動を推進してきました。特に共通の課題として、ドライバー不足などによる物流に関する問題は、各部会においても大きく取り上げられました。引き続き営業部会全体の課題につきましては、状況把握や情報収集に積極的に取り組み、業界として適正な取引を目指して活動していきます。また重点課題として掲げた人材育成は、業界情報や新技術の勉強会などを開催し、若手の交流の場を提供するなど、各部会が「魅力ある業界」の構築に向けて積極的に取り組んでいきます。あらゆる産業を顧客とする印刷産業は、得意先や生活者のニーズを的確に捉え、地域社会と密着した産業として更なる情報発信に努めてまいります。
昨今産業界では「第四次産業革命」とも言われ、AIやIoT、ロボット等による技術革新が急速なスピードで進行しています。印刷産業においても、これらの新しい技術を活用した作業効率の向上など課題解決のための取り組みが求められています。印刷工業会では、会員企業の皆様とさらに連携を深め、業界の持続的発展を目指して尽力してまいります。

 

 

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