2017年12月25日

東北地区印刷協議会(会長=藤井治夫宮城県印刷工業組合理事長)主催の「第18回デザイングランプリTOHOKU2017」の展示会が12月8日から10日までの3日間、仙台市青葉区のせんだいメディアテーク5階ギャラリーで行われ、一般部門、学生部門、高校生部門の入賞作品102点、入選作品177点の計279点が展示公開された。初日8日午前9時過ぎから江陽グランドホテルで表彰式が行われ、各部門の最優秀賞、優秀賞、奨励賞、東北地区印刷協議会会長賞、期待賞など入賞102作品を表彰した。表彰式終了後には、グラフィックデザイナー・廣村正彰氏(廣村デザイン事務所代表)による特別講演「デザインからデザインまで」も行われ、業界関係者のほか、一般・学生らが多数聴講した。

左から、伊藤彩、小池みのり、藤井治夫、新村則人

左から、伊藤彩、小池みのり、藤井治夫、新村則人の各氏

本年度の応募総数は一般部門83点、学生部門241点、高校部門293点の計617点で、そのうち入賞作品数は102点(内訳は一般12点、学生46点、高校44点)、入賞作品数は177点(一般25点、学生70点、高校82点)で、入選以上の279作品がせんだいメディアテーク5階ギャラリーに8日から10日まで展示公開された。

 

 
同会場では竹尾企画展「レザック&マーメイド-凸と凹の系譜-」「pakection!世界のPB展」と日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)宮城地区主催「元旦展~デザイナーの年賀状展~」も同時開催された。

 
表彰式は針生英一デザイングランプリTOHOKU実行委員長の開会あいさつに続いて主催者を代表して藤井会長があいさつした。

 

来賓祝辞では髙橋裕喜宮城県経済商工観光部次長が「本グランプリは、デザインの向上と印刷産業の活性化を図るため、長年にわたり開催され、応募作品数は回を重ねるごとに増えており、とくに学生・高校部門の応募作品数の増加が著しいと伺っている。これもひとえに本グランプリが皆さんに広く浸透し、将来性のあるデザイナーの育成に大きく寄与していることとともに才能あふれるデザイナーの方々の切磋琢磨する貴重な場として大きな役割を果たしているものであり、関係者の熱意と努力の賜物と深く敬意を表したい。受賞者に皆さんには、本グランプリをきっかけに一層ご精進いただき、今後のデザイン業界を牽引する人材として活躍され地域産業の活性化に大いに貢献されることを期待している」との村井嘉浩宮城県知事の祝辞を代読。さらに郡和子仙台市長が「デザイン・印刷関連産業がこれまである地域の産業の基礎となり、高付加価値をプラスする産業であると認識しており、なお一層の皆さんのお力添えを賜わりたい」と述べた。

 
表彰に移り、最優秀賞、優秀賞、奨励賞、東北地区印刷協議会会長賞、期待賞、さらに特別賞として中村誠賞、宮城県知事賞、仙台市長賞、竹尾賞、ユポ賞、学校賞の各受賞者に賞状と賞金または副賞が贈られた。

 
表彰式後の作品講評では、新村則人審査委員長が「過去最多だった昨年の応募数をさらに今年は上回り、大変うれしく思う。今回のテーマは『輪』ということだったが、高校・学生部門ともに生活の中から得たアイデアやヒントをもとに作った作品が多く、上位賞を受賞した。日ごろから意識して生活することが大切である。これまで東京や大阪の上位入賞が多く、昨年、東北勢に頑張ってくださいとメッセージを送ったら、今年は高校部門で岩手県立不来方高等学校が最優秀と優秀賞2つで3冠に輝き、その他の優秀賞も東北勢が占めるなど、各部門で東北勢が頑張った。今回、一般部門がパワー不足だったので、来年はもっと盛り上がるようにしたい」と述べ、表彰式を終了した。

 

 
なお、各部門の上位(最優秀賞・優秀賞・奨励賞)入賞者は次のとおり。
■一般部門
最優秀賞=該当なし▽優秀賞=阿部原己(東京都杉並区)、牧野沙紀(川口印刷工業㈱、仙台市長賞同時受賞)▽奨励賞=栗林孝之(㈱フォルマ、竹尾賞同時受賞)、関田淑恵(川口印刷工業㈱)、大石亮子(川口印刷工業㈱)、池田美咲(ハリウコミュニケーションズ㈱、ユポ賞同時受賞)
■学生部門
最優秀賞=伊藤彩(盛岡情報ビジネス専門学校、中村誠賞同時受賞)▽優秀賞=長田花奈(日本工学院専門学校、宮城県知事賞同時受賞)、岡部冬芽(太田情報商科専門学校、仙台市長賞同時受賞)、相馬彩乃(盛岡情報ビジネス専門学校)、菅原小百合(盛岡情報ビジネス専門学校)▽奨励賞=西村彩香(日本工学院専門学校、竹尾賞同時受賞)、掃部良太(福島学院大学)、井之上玲奈(トライデントデザイン専門学校)、石松万実(山脇美術専門学校)、加藤千裕(盛岡情報ビジネス専門学校、ユポ賞同時受賞)、石川奈央(専門学校日本デザイナー芸術学院仙台校)▽学校賞受賞校=盛岡情報ビジネス専門学校
■高校部門
最優秀賞=小池みのり(岩手県立不来方高等学校、中村誠賞同時受賞)▽優秀賞=田老茜理(岩手県立盛岡第四高等学校)、堀口ゆうき(岩手県立不来方高等学校)、三浦美月(岩手県立不来方高等学校)▽奨励賞=柴高奈生(大阪市立工芸高等学校)、野口ひかる(大阪市立工芸高等学校)、永野さくら(大阪市立工芸高等学校、ユポ賞同時受賞)、宮本涼花(大阪市立工芸高等学校)、吉田千祐(岩手県立不来方高等学校、竹尾賞同時受賞)▽学校賞受賞校=岩手県立不来方高等学校

 

 

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