2017年12月22日

日本印刷新聞社は、2017年5月から8月にかけて全国の中小印刷会社で稼働しているオフセット輪転印刷機の稼働状況を調査した。その結果、商業・出版用オフ輪は1016台・設置事業所341(前年1039台・350事業所)、新聞用オフ輪は285台・同71(同280台・72事業所)が確認できた。商業・出版用オフ輪の台数は前年比23台減少し、ピーク時2000年の1469台に比べて453台、31%弱減少した。シーター付の台数は388台、ミシン付の台数は124台で、商業・出版用オフ輪の約4割にシーター、1割以上にミシンが設置されている。
 
「日本のオフ輪」の調査は毎回、前年の調査結果をベースとし、全国のオフ輪設置事業所を対象に調査票の郵送およびヒアリングによって、事業所ごとの設備状況を調査している。調査は原則として申告制によるもので、必ずしもすべての設置事業所・設備を網羅しているものではない。また、試験研究用に供されているものについては省いてある。
地方新聞社や専門新聞社(競馬専門紙)などで新聞印刷主体に使われている設備については1994(平成6)年から新聞用オフ輪として別に集計している。
台数の数え方、色数の捉え方などは、必ずしも同一基準ではないため、集計にあたっては、回答を尊重しつつ、若干の整理を行った場合がある。
 
商業・出版用オフ輪の設置台数を都道府県別に見ると、埼玉が60事業所・250台で圧倒的に多い。事業所数で17・6%、設備で実に24・6%が埼玉に集中している。
20台以上の稼働が確認できたのは次の16都道府県(設置台数順)。
埼玉60事業所・250台▽大阪26事業所・82台▽愛知24事業所・69台▽神奈川13事業所・53台▽東京14事業所・43台▽兵庫12事業所・37台▽北海道14事業所・35台▽千葉8事業所・32台▽茨城9事業所・27台▽滋賀6事業所・26台▽岡山10事業所・23台▽群馬8事業所・23台▽香川7事業所・23台▽静岡8事業所・22台▽岐阜6事業所・21台▽福岡9事業所・20台
石川は4事業所・19台だった。
 
色版別に見ると、「4×4」が圧倒的に多い。 4×4=846台▽1×1=57台▽2×2=32台▽5×5=25台▽その他である。
 
判サイズ別では、B2Tが6割を超える。
B2T=628台▽A1Y=183台▽B3T=65台▽B1T=27台▽A1T=22台▽B0T=12台▽B1Y=11台
その他、A0T=6台、A2Y=5台、B2Y=4台、A0Y=3台などがある。
シーターは稼働オフ輪1016台のうち388台に付いている。設置率は38%だった。
ミシン付は124台に付いていた。設置率は12%だった。
 

詳細は『調査年報 日本のオフ輪2018』に掲載


 
今回の集計結果は、「2018年版・オフ輪設置事業所・台数総計」、「商業・出版用オフ輪年次台数推移」として、オフ輪設置事業所・設備など調査の詳細とともに『調査年報 日本のオフ輪2018』(年末刊行予定)に掲載する。
 
 

 

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