2017年12月20日

独・KBA社は、㈱レザック(本社・大阪府八尾市、柳本剛志社長)と提携を結び、レザック製の高速ブランキングシステムの最上位機種「MASTER BLANKER CBL」を全世界で販売していく。

12月18日に東京・中央のロイヤルパークホテルで、その詳細について説明をする記者懇談会を開催した。

 

(左から)柳本社長、グリーガー副社長、KBAジャパンの岡田社長

(左から)柳本社長、グリーガー副社長、KBAジャパンの岡田社長

この提携はKBA社がパッケージ印刷分野においてトータルソリューションを提供していく展開の一環で、これにより印刷・ダイカットの次工程のブランキングもカバーし、一連の工程の高速処理ソリューションが提供できるようになった。

今回の提携の狙いについてKBAシートフェッドソリューションズ社のマイケル・グリーガー副社長は、「今回国内発売を開始したロータリーダイカッターの“Rapida RDC106”やグループ会社のKBA-Ibericaが製造する平盤打ち抜き機を提供しているが、それだけではユーザーのパッケージ製作を最後までサポートすることができない。そこで高い技術対応力を持つレザックの力を借りて、完結したパッケージ製作システムを全世界に向けて提供できるようにした。メンテナンスやアフターサービスに関しては、当社が販売した機械は納入先が日本国内であったとしても我々が担当していく」と述べた。

 

MASTER BLANKER CBL

MASTER BLANKER CBL

KBA社が全世界で販売展開をしていくのは、高速ブランキングシステムの最上位機種「MASTER BLANKER CBL」。

この機種の特徴は市場の小ロット化に対応している点で、段取り替え時間はわずか3分程。

また、コンベアごとにブランキングして運ぶ方式を採り、ブランキングにかかる一連のサイクルタイムは約25秒。

1パレット(約1400㍉高)を約7分30秒で処理することができるので、毎時1万5000回転の「Rapida RDC106」の生産性にも十分対応できる。

 

レザックの柳本社長は「基本的に“MASTER BLANKER CBL”はパッケージ用途として開発したので、薄くてコシがないインモールドラベルについては、今は1サイクルでは約5㌢㍍程しか処理できない。そこで、KBA社と打ち合わせをしながら、インモールドラベル専用機を今年末までに開発する予定となっている。また、ロータリーダイカッター“Rapida RDC106”と“MASTER BLANKER CBL”の組み合わせて使う上で、人手を介すことなく効率を上げられる技術の開発構想もあるので、しっかりと関係を深めていきながら、より良いものを届けていきたい」と、今回の提携に基づいた、次なるステップの方向を表した。

 

 

 

 

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