2017年12月15日

 「ファイナンスは自己実現の手段である。意思決定の質を高める唯一の目的は、人生を謳歌するため」という著者が、「ファイナンス思考」と自らが実践してきた「ファイナンスの習得法」を伝える。ファイナンスの醍醐味はM&A(会社に値段をつけること)だとも説く。モノの値段を考えるための入門書。事業承継の早めの備えに。
 
 ▼端緒の分かりにくいファイナンスを学ぶ前提となる会計、法務、税務などの知識を効率よく身に着けるにはどうするか?。公認会計士試験の勉強をせよと誘う。合格を目指そうと脅すわけではない。財務会計論、管理会計論、監査論、租税法、企業法、民法、統計学、経済学、経営学を学び、テキストの問題をそれなりに解けるようにしておこうと呼びかける。
 
 ▼①ファイナンスは意思決定をするためのもの②ファイナンス力を磨いて意思決定力を高めると乗数効果的に成果が出る③ファイナンスは時間価値を考慮している技術である④AI時代に残るのは意思決定をし、責任を負う仕事である⑤より自由に、より自分らしく仕事をするため、より自分らしく生きていくため――この5点を経験に基づき指南する。
 
 (CCCメディアハウス、B6・268ページ、税抜1600円)

 

※「日本印刷新聞」【話題の本】から

 
 
 
 

 
 

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