2017年11月13日

PRINT・WORKSHOP・21(畠山惇代表幹事)は10月31日午前11時半から、東京・新宿区袋町の日本出版クラブ会館で、服部桂氏を囲み『<インターネット>の次に来るもの』未来を決める12の法則」をテーマに第8回ランチ勉強会を開いた。24人が参加し、メディア/テクノロジーの今後を考えた。
 
服部氏は、ケヴィン・ケリーの「『<インターネット>の次に来るもの』を翻訳した元朝日新聞記者。インターネット草創期から最前線で活躍してきた。自らの足跡と重ね合せて戦後の情報化の歴史を振り返って未来を想像することの難しさを示してから、インターネットの次にくる避けられない変化を示した。
 

服部桂

服部桂氏


 
 

勉強会は加藤忠彦幹事の司会で進められ、畠山代表幹事が「ランチ勉強会は5年目に入った。年2回、春と秋に実施し、8回目となった。グローバルな視点から見た文化という基本的な理念と運営方針について理解をいただいているおかげである」とあいさつ。服部氏の講演の後、食事をしながら質疑を交わした。
 

畠山惇

畠山惇代表幹事

 
 

12の不可避の潮流


 
ケヴィン・ケリーによると、今後30年の間に私たちの暮らしを大きく変えるテクノロジーはすべて次の12の不可避の潮流から読み解けるという。それらは不可避だが、まだ始まったばかりだという。
 
1.BECOMING(ビカミング/なっていく)
2.COGNIFYING(コグニファイング/認知化していく)
3.FLOWING(フローイング/流れていく)
4.SCREENING(スクリーニング/画面で読んでいく)
5.ACCESSING(アクセシング/接続していく)
6.SHARING(シェアリング/共有していく)
7.FILTERING(フィルタリング/選別していく)
8.REMIXING(リミキシング/リミックスしていく)
9.INTERACTING(インタラクティング/相互作用していく)
10.TRACKING(トラッキング/追跡していく)
11.QUESTIONING(クエスチョニング/質問していく)
12.BEGINING(ビギニング/始まっていく)
 
このうち「スクリーニング」は、スクリーンで見るという意味で、読む行為は今後、スクリーンを通して行うことに変化していくという。ページという概念もなく、流れていってしまう。そういうものを相手にしなければならない。本はなくなるわけではないが、読む行為の一部でしかなくなる。
すべてのものが「フロー」しているからであって、ストリーミングで最新のものにお金を払うようになる。
 
 

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