2017年12月08日

第7回カーボン・オフセット大賞(主催・カーボン・オフセット推進ネットワーク)の表彰式が12月8日、東京ビッグサイトで開催されている「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展(第19回)」の会場内で行われ、一般社団法人日本WPA(田畠久義会長)が平成21年から会員企業向けに展開しているカーボンオフセット事業が優秀賞を受賞した。

 

カーボン・オフセット大賞は、低炭素社会の実現に向けて、すぐれたカーボン・オフセットの取り組みを行う団体を表彰、奨励するとともに、具体的な取り組み事例の紹介を通じて、カーボン・オフセットの意義と取り組みへの理解が社会全体に広く浸透することを目的とするもの。

今回は37件の取り組み案件の中から、環境大臣賞1団体、経済産業大臣賞1団体、農林水産大臣賞1団体、優秀賞3団体、奨励賞6団体が選出された。

 

(左から)小川事務局長、田畠会長、奥副会長

(左から)小川事務局長、田畠会長、奥副会長

今回、日本WPAが表彰を受けたカーボンオフセット事業は、水なし印刷によるVOC排出量の削減とカーボンオフセットによるCO2排出量の削減(相殺)を並行して取り組むことで、よりいっそう環境に配慮した印刷物の普及・拡大に努める取り組み。

具体的には、東日本大震災の被災地の中小企業による省エネ活動から創出されたクレジット(CO2排出権)と地産地消クレジットを活用して、会員企業から委託されたカーボンオフセットサービスを行っている。

そのオフセット実績量は、12月6日現在で5309㌧に達している。

 

 

表彰を受けた同会の田畠会長は「今回の受賞は、日本WPA会員企業各社のカーボン・オフセット事業への理解と協力の賜物と、深く感謝している。当会では平成21年から、印刷物のCO2排出量を算出し、その排出量相当分をオフセットする事業を始めた。参加会員企業は32社で、12月現在、累計で5300㌧を超えるカーボン・オフセットを実施でき、中小印刷企業を中心とした1団体としては業界に先駆けてかなりインパクトのある環境負荷の低減をはかれたのではないかと自負している。当会によるカーボン・オフセットは、単に環境負荷の低減に留まらず、それを表示する印刷物の受注、ひいては利用企業の売上向上につながり、さらにはオフセット資金の相対先である国内の地方経済の活性化へと結びついている。今後とも6000㌧、7000㌧を目指し、ますます環境負荷の低減、地球温暖化防止への貢献を進めるとともに、会員各社の事業の発展と地方経済の活性化へとつなげていきたいと思う」と述べた。

 

同会ではカーボンオフセット量1000㌧ごとの節目で、直近の1000㌧においてオフセット量が多かった会員企業の表彰をすることで、会の中でもカーボンオフセットへの取り組みを啓蒙・奨励しており、そのような活動が今回の受賞に結びついた。

 

 

また第7回カーボン・オフセット大賞では、㈱大川印刷(本社・神奈川県横浜市戸塚区上矢部町2053、大川哲郎社長)の印刷事業に係るCO2排出量をオフセットする取り組みが奨励賞に選出された。

 

 

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