2017年11月22日

セイコーエプソン㈱(本社・長野県諏訪市、碓井稔社長)は、生産現場の自動化領域を拡大する、「見て、感じて、考えて、働く」自律型双腕ロボット「WorkSense W-01」を開発し、今冬から世界で順次発売開始する。

 

WorkSense W-01

WorkSense W-01

「WorkSense W-01」は、一般的な産業用ロボットのように、装置に組み込んで固定して作業を行うのではなく、必要な場所に機体を移動させて、単独で人に替わって組み立てや搬送などの作業を行うもの。

ブランド名である「WorkSense」は、働く(work)と感じる(sense)を組み合わせた造語で、製品コンセプトである「見て、感じて、考えて、働く」を表現している。

「WorkSense W-01」は、とくに多品種少量生産やジャストインタイム生産が要求される分野などをターゲットとしている。

 

その主な特徴は次のとおり。

 

▽「見て」=4つの頭部カメラと2つのアームカメラによって、人間の目と同じように3次元空間上で対象物の位置・姿勢を正確に認識できる機能を有し、対象物や障害物の配置が変わっても、自ら見つけて位置を把握できる。

 

▽「感じて」=開発過程で先行して商品化した高精度な力覚センサーを搭載した2本のロボットアームが、力を感じることで人の手と同じように力をコントロールして、対象物にダメージを与えることなく組み立てや搬送などの作業を行う。また、アームの先にはさまざまな形状・大きさの対象物を握る・つかむ・挟むことができる多目的ハンドを標準装備。人が使う道具や治具をそのまま利用して作業できる。

 

▽「考えて」=3次元空間上で対象物の位置・姿勢を正確に認識する機能を有しているため、ロボットの設置場所を変更してもプログラムを変更せずに即座に作業を開始できる。そのため、日々異なる場所でさまざまな作業をさせるなど、急な生産体制の変更にも柔軟に対応できる。また、7軸アームの経路や姿勢、障害物の回避をロボットが自ら考える。

 

▽「働く」=人の腕のように動く7軸アームを2本有し、左右別々の作業を行うことができるほか、部品を押さえながらネジ締めするなど、片腕だけではできない双腕による協調作業ができる。

 

 

 

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