2015年04月21日

「MSDR-60」

ロールツーロールスクリーン印刷機「MSDR-60」

㈱桜井グラフィックシステムズ(桜井隆太社長)は、4月15日から18日まで岐阜県美濃市の同社岐阜工場で開いた「第5回岐阜工場新技術発表会」で新設計のダイレクトサーボシリンダー式ロールツーロールスクリーン印刷機「MSDR‐60」2色ラインを発表した。フィルム搬送安定性、薄材料対応、乾燥性能を大幅に改善した。同発表会には内外から450人が見学に訪れた。

 

「MSDR‐60」2色ラインは、昨年発表したラインとはデザインを一新、さらに薄い38ミクロンの薄フイルムに対応する(従来機は50ミクロンまで)。温風乾燥装置によるラインで公開した。巻出しから巻取りまで乾燥機を含めてすべて自社開発製品でラインを構成した。

 

最大シート幅600㍉、最小シート幅300㍉、シート厚38~188ミクロンに対応する。最大印刷寸法は幅550×長さ500㍉、最小印刷寸法は幅260×250(~100)㍉。版枠寸法は幅880×長さ880㍉、版枠厚30~40㍉。最大印刷ストローク539㍉、最大版枠ストローク660㍉。

 

薄材料対応印刷胴は、38ミクロン程度の薄フィルムでのソリッド印刷でも吸着穴の影響が印刷に現れないように加工されている。
印刷部は、CCDカメラによる位地補正では、x、yに加えてθ補正が可能になり、重ね合わせ精度がさらに向上した。マスターフレーム方式採用により枠の補正動作も確実に行われる。
温風乾燥機は、入り口にIRヒーター部を設けた。縦型ターン方式により4㍍以下の全長でありながら、30㍍程度のロールフィルムを炉内で乾燥する。炉内温度の均一性、材料の安定走行にはとくに力を入れて開発した。
搬送機構は、巻出しは印刷機動作に合わせて、間欠送り、印刷後はエアーダンサーにより搬送を連続に切り替えて乾燥機へ搬送、これらの複雑な搬送を蛇行なく確実に行う。

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