2017年11月08日

日本印刷産業連合会は、10月26日午後、東京・中央区新富の日本印刷会館で、第32回GP(グリーンプリンティング)工場交流会<印刷産業環境優良工場表彰受賞工場事例発表会>を開催し、GP工場認定式、認定GP工場紹介、GP工場・更新認定工場発表を行うとともに、環境優良工場表彰受賞工場の事例を発表した。

環境優良工場表彰受賞工場の事例を発表した

環境優良工場表彰受賞工場の事例を発表した

開会あいさつを小野隆弘常務理事が行った。小野常務は「GP認定工場は、今回新たに7社が加わり、合計379社となった。認定取得まで皆さん大変苦労されたと思う。GP制度は地域の自治体、国、世界からも評価されているが、まだまだ知名度は足らない。少しでも知られるよう努力したい」と述べた。
GP工場認定式、認定GP工場紹介、GP工場・更新認定工場発表ののち、事例発表が行われ、経済産業省商務情報政策局長賞を受賞した㈱廣済堂さいたま工場(埼玉県)と、㈱太陽堂印刷所第1工場(千葉県)の担当者が、環境活動の取り組みについて発表した。
廣済堂さいたま工場については品質保証課の佐藤祐志課長が発表した。それによると、プリプレス機器、枚葉印刷機、輪転印刷機、デジタル印刷機、ポストプレス機器を設備し、生産比率80%を超える出版印刷を主要製品としている。
さいたま工場を拠点に、一貫生産体制を構築。省資源、省エネ(生産効率アップ)、顧客満足度向上とともに、クレーム抑制、5S(標準化)を目指している。
成果として、内製化の促進や、トータル管理にによる品質の安定、タイムリーな情報収集・共有、人材の多様化、輸送効率改善などを挙げ、生活に密着した環境活動を推進していると強調した。
また太陽堂印刷所第1工場については、オフセット課の井上勝副課長が説明した。同社はビジネスフォーム印刷および商業印刷、DTP、情報処理、付帯サービス、企画・提案など幅広い事業を展開。
トップライト採用による明るい工場環境下で、ISO、GP、5S活動、CSR活動、VOC対策、廃棄物処理・有価物への取り組みを行い、成果を上げている。廃棄物については、分別により、リサイクル率99%を達成。
5S活動では、昨年11月から各課5Sパトロールチェックによる活動をを展開。またVOC警報器を6台設置し、従業員の健康配慮に努めている。
今後の課題は①廃棄物量の削減②電気使用量の削減③効率的な作業手順の確立④社内外環境活動の維持。

 

 

 

 

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