2017年11月02日

リコージャパン㈱(本社・東京都港区、松石秀隆社長)は11月1日、東京・港の同社ショールーム「RICOH Printing Innovation Center」で記者会見を開催し、㈱リコー製プロダクションプリンターに対応する原反として㈱TBM(本社・東京都中央区、山﨑敦義社長)が提供する新素材「LIMEX」を、オンデマンド印刷市場に向けて取り扱いを開始すると発表した。

 

「LIMEX」は、石灰石(炭酸カルシウム)を主原料とし、原料に木材パルプや水を使用せずに製造される、紙やプラスチックの代替となる日本発の原反。

完全耐水機能と高い耐久性を持ちながらオフセット印刷適性も有しているので、とくに外貼りポスターや飲食店のメニュー表、地図、商品パッケージをはじめとした用途で活用されている。

製造工程における環境負荷軽減にもすぐれ、一般的な印刷用紙と比較して水の消費量は98%削減、またプラスチック製品と比べてCO2排出量が約4割削減される。

 

「LIMEX」の対応機種は、PODプリンターの「RICOH ProC5210S/C5200S、C7110S/C7110/C7100S」およびロール給紙タイプの大判インクジェットプリンター「RICOH ProL4160/4130」。

 

武田取締役(左)とTBMの山﨑社長

武田取締役(左)とTBMの山﨑社長

リコージャパンの武田健一取締役は会見の席上、今回の「LIMEX」の取り扱い開始にあたり、「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す。これはリコーグループの創業者が提唱した三愛精神で、今でもリコーグループに脈々と息づいている。ここにある国というのは、現在においては社会課題と言い換えられるだろう。リコーグループでは、2050年に温室効果ガスの自社排出ゼロを目指すなど、持続可能な社会・経済・地球環境を目指している。今回の提携も、環境負荷軽減という点ですぐれ、しかも何度でもリサイクルが可能な“LIMEX”の価値を、ユーザーとその顧客にまで届けていきたい」と、その狙いを表している。

 

 

 

 

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