2017年10月26日

リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱(本社・広島県府中市、広川勝士社長)は10月25日、東京・文京の椿山荘で「第4回東日本リョービMHIパートナーズクラブ」を開催した。

約260人もの関東甲信越地区の会員が集ったこの会では、▽同社からの基調報告、▽ソウル五輪の女子柔道で銅メダルを獲得した筑波大学大学院の山口香准教授による「柔道と人間力~自らを磨き、人を活かす~」を演題とした特別講演、▽懇親会--を中心とした構成で、今後の印刷会社経営における研鑽を積んだ。

 

広川社長

広川社長

基調報告では、印刷産業を取り巻く市場環境や労働環境の説明のほか、同社が目指す自動化をベースにした開発の方向性などについて、同社の広川社長が説明した。

 

同社が目指す印刷機の将来像として、印刷オペレーターの面倒な作業を代行するとともに技量不足も補佐する、サポート・気付き・学習をする「人を援ける印刷機」というコンセプトを挙げ、▽段取り替え、▽調整、▽印刷中の確認、▽印刷後の確認、▽給排紙--の各プロセスにおける自動化機能の充実を図り続けていると説明。

その中で、最近新たに提供を開始した自動化機能を紹介。

印刷中の確認プロセスにおいて、印刷機上に設置したCCDカメラで印刷物を撮像して品質検査・濃度管理・自動見当調整をインラインで自動制御する印刷品質管理システム「PQS-D(I+C+R)」や、手動でのフォークの抜き差しが不要で連続運転が可能となる給紙自動ノンストップ装置、印刷を止めずに排紙パイルを交換できる排紙デリバリーシャッター、不良除去を確実に行う機構として正紙と不正紙を別々に排紙する2連デリバリーなどについて説明をした。

 

さらに、来年に発売開始を予定している「RMGT10シリーズ」のバージョンアップモデルについて、いち早くその情報を明らかにした。

このモデルでは、小ロット化・短納期化が進んでいることを踏まえ、印刷準備作業における特定作業を並行して実施するプログラムを搭載して印刷準備時間を大幅の短縮と稼働時間の最大化を図っているほか、操作性を向上させるGUIの改良もされている。

 

 

 

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