2017年10月19日

アドビ社は10月19日、Adobe MAXにおいて、UI/UXデザインのための「Adobe XD CC」、2Dと3Dを合成してリアルな画像を作成する「Adobe Dimension CC」、顔認識で2Dアニメーションを自動生成する「Character Animator CC」、そしてクラウドベースの新しい写真サービス「Adobe Photoshop Lightroom CC」などの新しいアプリケーションを含む、次世代のCreative Cloudを発表した。

また、Photoshop CC、InDesign CC、Illustrator CC、Premiere Pro CCなどの主要アプリケーションの大幅なサービス拡張も発表した。

 

今回のCreative Cloudリリースの一環として、同社の人工知能(AI)と機械学習プラットフォームであるAdobe Senseiを活用し、アプリケーションおよびサービスのシステム全体にAI機能を組み込んだ。

Adobe Senseiを用いた機能によって、クリエイターはコンセプト段階から完成までの時間を大幅に短縮することができ、 最新のテクノロジーとディープラーニング機能によりプロセスを加速させることができる。

 

 

【今回発表した、新しい次世代のクリエイティブアプリケーション】

 

▽Adobe XD CC

モバイルアプリやWebサイトなどのデザインおよびプロトタイピングのためのオールインワンのクロスプラットフォームソリューション。コンポーネントやワイヤフレーム、完全にインタラクティブなプロトタイプをわずか数分で完成させるためのスピード、正確さ、品質をクリエイターに必要に応じて提供する。

 

▽Adobe Dimension CC

2Dの作業と同じ使いやすさとシンプルさで3Dのパワーと柔軟性をグラフィックデザイナーに提供するもの。写真のようにリアルな3D画像を素早く作成し、繰り返し作業を行えるので、ブランディングデザインやパッケージデザインを実際の環境で制作することができる。

 

▽Adobe Character CC

PhotoshopやIllustratorで作成した静止画像に生き生きとした動きを与える2Dアニメーションツール。Adobe Senseiの活用により口の動きと音声の正確なマッチングが実現し、リップシンク機能が改善した。

 

▽Adobe Photoshop Lightroom CC

場所を問わず写真の編集、整理、保管、共有を可能にする、新たなオンライン連携可能な写真サービス。フル解像度での画像編集が可能で、変更はモバイル、デスクトップ、Webのすべてに自動的に同期される。写真の整理も簡単になり、それぞれの写真に自動的に検索用のキーワードが付与されるので、面倒なタグ付け作業から解放される。また、ソーシャルメディアでの写真の共有も簡単に行える。また、これまでのPhotoshop Lightroom CCをAdobe Photoshop Lightroom Classic CCに名称を変更し、デスクトップを中心とした従来型のワークフローに重点を置く。

 

 

【主要なアプリケーションの新機能および拡張機能】

 

▽Adobe Photoshop Lightroom Classic CC

パフォーマンスや編集機能などを改善。たとえば、埋め込みプレビューのワークフローが改善されて大幅に高速化されたので、大量の写真をスクロールして画像のサブセットを選択できる。

 

▽Adobe Photoshop CC

写真のサポート機能、アドビラーニングやチュートリアルの大幅な改善と全体的な性能向上を図った。

 

▽Adobe Illustrator CC

複数のワークフロー、ユーザーエクスペリエンスおよびパフォーマンスが向上。

 

▽Adobe InDesign CC

効率的な作業を実現する機能を追加することで、複数ページのレイアウト作成がさらに容易になる。

 

▽Adobe Typekit

Adobe Senseiを活用し、フォントを検索する新たな方法を提供。ユーザーは自身が所有するタイプの写真を使って、Typekitで類似フォントを探すことができる。

 

 

 

 

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