2017年10月19日

東京都印刷工業組合(臼田真人理事長)は、10月3日、東京・港区元赤坂の明治記念館で第51回「敬老の集い」を開いた。これは満77歳以上の長寿者を招いて参拝と祝賀会を行うもので、今年は309人の対象者のうち92人が出席した。

 
長寿者は午前11時から儀式殿で参拝した。臼田理事長と長寿者代表の鷲田正氏(正孔社・練馬支部)が最前列に並び、修祓の儀から始まり、祝詞奏上、神楽「寿の舞」が奉納された。さらに鈴振りの儀に続き、臼田理事長と鷲田氏が玉串奉奠を行った。直会ののち、中庭で記念撮影を行った。
 

儀式殿で参拝

儀式殿で参拝

 
このあと、「曙の間」に移動して祝賀会が始まった。祝賀会は岡崎敦彦組織共済委員会委員・練馬支部長の司会進行で、はじめに臼田理事長が次のとおりあいさつした。
 
「昨年5月に理事長職を拝命した際、皆さんに1つの言葉を共有しましょうという話をさせていただいた。目まぐるしく変化する環境の中で経営者として何をしていきたいのか、どこへ向かえばよいのか、いつも前向きに考えよう、行動していこう、そんな思いを託した〝志〟という言葉である。1年4カ月理事長職という立場から誰もが平等にチャンスを掴むために、貴重な情報を全組合員で共有するために公明正大に開かれた組合運営に努めてきた。
 
この間の情報の質と量、組合員としてのメリットの提供など諸先輩方に引けをとらぬよう全力を傾けてきた。その中で私が願うのは、現役の経営者の皆さんに組合事業を観客席から見るのではなく、グラウンドに降りてプレーヤーになろうという自覚を持っていただくことである。
組合費は機関誌の購読料ではなく、開かれた組合事業への参加費である。1社でも多くプレーヤーになる組合員を増やしたい。組合員1社1社が自社の将来ビジョンを明確に描き、それに向かって歩みを止めない。これを支えるのが私が共有を望んだ〝志〟という言葉であり、これを達成するために東印工組という整備されたグラウンドを利用していただき、同じ志を持つ仲間たちとともに経営体力をつけていただきたい。
 
私自身も印刷業の発展のためにこれから先何ができるのか、どこへ向かえばよいのか常に自分に問い続け、これからも前進していきたい。そのためには、諸先輩方の豊富なご経験と高い見地からのご指導が必要不可欠である。当組合がさらなる発展を遂げるためにはこれからもますますお元気に過ごされ、私たち後輩へ愛情のこもった叱咤激励をいただくことを心からお願いしたい」

 

臼田真人会長

臼田真人会長


 
来賓祝辞では、全国印刷工業健康保険組合の田中秀明常務理事が「当組合は平成27年3月に支部の皆様の深いご理解をいただき、本部を中心とした組織へと再編した。その結果、27年度・28年度は黒字を計上することができた。しかし、29年度は一転して高額薬剤による医療費の高騰が懸念される。さらに高齢者医療制度への過酷な納付金、支援金負担が想定以上の負担増をもたらしている。こうしたことから組織再編からわずか3年目にして赤字予算を編成せざるを得ない状況になった。この赤字によってすぐに組合財政がひっ迫するわけではないが、今後も膨張し続ける医療費の適正化に対して全力で取り組んでいく所存である」と青木宏至理事長の祝辞を代読した。
 
これに対し、長寿者を代表して森順之助氏(㈱森総合印刷・杉並支部)が「毎年このような盛大な祝賀会を催していただき心から感謝申し上げる。あとどれくらい歳を重ねられるかわからないが、健康に留意し、少しでも何らかのお役に立てるよう頑張りたい。そして、元気にまた皆さんとお会いできることを祈念している」と謝辞を述べると大きな拍手が送られた。
 

森順之助氏

森順之助氏


 
今年満77歳を迎えて初参加した10人を紹介したのち、黒澤文雄副理事長の「おめでとうございます」の発声で乾杯し開宴。祝宴では芸者衆の踊りなどで盛り上がる中、白橋明夫組織共済委員長の閉会あいさつ、木村篤義副理事長の音頭で万歳三唱を行い散会した。

 

なごやかに祝賀会

なごやかに祝賀会


 
【満77歳で初参加した組合員】※カッコ内は社名、所属支部の順
家住隆介(イエズミ印刷㈱・日本橋)、小澤勤(大日本ピーアール㈱・京橋)、笠井康弘(㈱国際文献社・新宿)、金子栄輔(㈱カネコ・文京)、大竹将平(㈱デジタルリンク・豊島)、加藤六朗(㈲かどや印刷・練馬)、林勇夫(林印刷所・足立)、長山康男(長山印刷・足立)、平松勇一郎(平松文昭堂印刷所・足立)、井上彬(㈱アイ・スィー・アイ・渡辺印刷・三多摩)
 
 

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